疫病vs神 (中公新書ラクレ)

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出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社
発売日 ‏ : ‎ 2020/9/8
新書 ‏ : ‎ 222ページ

日本人はくり返し流行する疫病を神として祀ることで、その災厄から逃れようとしてきた。都の発展は病の流行を生み、疫病退散のために祇園祀りが行われた。また、ある種の疫病は「怨霊」として人々から恐れられてきた――。そこには、一神教の世界と異なり、多神教の日本だからこその疫神を祀るという行為がある。長い歴史の中で、日本人はどのように病と闘ってきたのだろうか。

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