日本人の信仰 (扶桑社新書)

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出版社 ‏ : ‎ 扶桑社
発売日 ‏ : ‎ 2017/7/2
新書 ‏ : ‎ 207ページ

日本人の多くが自らを「無宗教」だと考えているにもかかわらず、「墓参り」や「初詣」を始めと する宗教行動が盛んなのはなぜか?
人気宗教学者が日本人の「信仰のあり方」を、歴史的な側面を踏まえながら多角的に考察する。 日本人の宗教観がよくわかる本。

第一章 無宗教化する世界
経済発展で「宗教」が変わる
無宗教化する世界のなかで…

第二章 日本人は本当に無宗教なのか
男性は50代で信仰に目覚める
メッカ巡礼より多い日本の初詣
墓参りも初詣も新しい習慣
実は宗教的な日本人…

第三章 なぜ日本人は無宗教だと思うのか
キリスト教の布教に立ちはだかった仏教という壁
神仏分離が生んだ無宗教
新宗教の強引な布教が宗教のイメージを悪化させた…

第四章 道徳の源泉としての武士道と天皇
新渡戸の「武士道」と無宗教
伊藤は皇室に日本国憲法の機軸を求めた…

第五章 日本宗教の厚みと深み
GHQは「国家神道」の意味を誤解した
神社は日本独特の神聖なる空間…

第六章 いったい日本人は何を信じてきたのか
日本人にとっての「無」
「戒律」の厳しい日本という国…

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