ほんとうの日蓮 (中公新書ラクレ)

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出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社
発売日 ‏ : ‎ 2015/5/8
新書 ‏ : ‎ 238ページ

弁護士、実践者、精緻な理論家、そして希代の文章家! 日蓮は単行本およそ六冊分にも及ぶ論考、手紙を残した。中世において彼ほど顔の見 える人物はいない。なぜ流罪になったのかと自問する日蓮。愛児を失った母親へ情愛 のこもった手紙をしたためる日蓮。戦う宗教者のイメージが先行する日蓮の生身の姿 とは? 島田宗教学の決定版。 目 次/ 顔の見える宗教家─―はじめに/ 1章 日蓮は戦闘的な宗教家だったのか/ 2章 本物か偽書か─日蓮の書誌学/ 3章 日本に希有な体系的な思想家/ 4章 日蓮が『立正安国論』を著した理由はなにか/ 5章 数々の法難は日蓮をどう変えたのか/ 6章 思想を深化させる日蓮―─佐渡流罪の経験/ 7章 人間日蓮─―身延での日常/ 柔らかな原理主義者―─おわりに/

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