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- 2009-9 トルコ
2009-9 トルコ
男友達と一緒に行きました。彼は日本を離れると日本人が嫌いという、よくあるタイプで現地人と知り合いになりたいという友人でした。
そして、勝手に行動するタイプでした。
一緒に街歩きしているときに、私が小さなスーパーを見つけ、ちょっと飲み物を買いに行くと言って一人でスーパーに入り、ものの5分くらいで外に出てみると友人はいません。
私としては、成人男性なんだからとあまり心配することもなく、どうせホテルに帰ったら、一人行動した武勇伝みたいなものを語りたいのだろうと思って、私も一人で少し町をうろつき、ホテルに帰りました。
ホテルには、まだ友人は帰っておらず、まだその時は、いずれ帰ってくるだろうと思い、昼寝をしました。2時間ほど寝て起きても、まだ、友人は帰っていませんでした。
海外でトラブルに巻き込まれたら嫌だなとおもいつつも、何もできないので、お風呂に入ったりいろいろして、1時間ほどしたら、友人がすごい形相で帰ってきました。
彼の話を聞いてみると、なんか私がスーパーに入るとすぐに、ある男から声を掛けられ、「私の弟は、日本人向けのホテルを経営している。私も日本人が大好きなので、少し話さないか」と言われ、なんとついていったとのこと。
最初は喫茶店みたいなところだったのだが、場所を変えようと言われ、ついていくと、なんかラウンジみたいなところに連れていかれたそうな。円形のソファの真ん中にガラステーブルがあるみたいなところ。客は彼とその現地人だけだったそうです。そこで、その現地人が、急にバックヤードに引っ込むと、別の現地人二人とロシア人の美女を4人ほど連れてきたそうです。
そこで、酒を持ってきて、友人に勧め、さらにロシア人美女にキスをしても良いと言い始めたそうです。当然、友人は喜ぶ!!なんてことはなく、これは「ぼられる」と震えていたそうです。ただ、キスをしろと(この時には、もう脅し口調だったらしい)言われるので、ハミングバードのように、ちゅっちゅと仕方なくキスをしたらしいです。
ビビりながら「もう帰らないと友人も心配する」というと、その現地人は、その時のレートで30万円を請求してきたそうです。仕方なく、彼は、財布にあった全現金2万円ほど払い、その他はホテルに置いてあると、言ってホテルに逃げて帰ってきたとのこと。
そして、まさに今、下で待ってるとのことでした。(続く)