- omaharuge102 Museum
- 13F 吹き替え洋画劇場
- キー・ラーゴ
キー・ラーゴ
声優界の最高齢の久米明氏が亡くなられました。四月下旬だったそうで、一月遅れで訃報を知ったんです。久米さんと言えば最近までNHK「鶴瓶の家族に乾杯」のナレーションをされていてご健在であるという認識でしたが御年96歳、大往生ではないでしょうか。
その久米氏の声の代表はハンフリー・ボガートです。「カサブランカ」や「アフリカの女王」といった名作での氏の吹き替えは絶品でしたが、映像ソフトには収録されていません。以前展示した「裸足の伯爵夫人」や新録の「麗しのサブリナ」と本作くらいしか吹き替え収録作はないようです。本作は以前画像のみ紹介しましたが、改めてここで展示します。
戦争で死んだ部下の遺族に会うためにキーラ―ゴ島にやって来た男がギャングの悪事に巻き込まれるというハードボイルドな話で、部下の未亡人役にボギーの愛妻ローレンバコールが扮しています。バコールと言えばフィックスの大塚道子女史。ギャングのボス役がエドワード・G・ロビンソン、声は中年男と言えばこの人、の富田耕生氏。はい、もう完璧です。
個人的に本作は途中までしか見ていないので、久米氏を偲んで鑑賞する事にしましょう。
https://youtu.be/1ePkN9b_iOI
#洋画 #吹き替え