世紀の怪物 タランチュラの襲撃

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昭和40年代は90分の映画枠がちょこちょこありまして、主にB級の西部劇だとかSF・ホラーを中心に流しておりました。そんな中の一本が本作。1950年代に量産された巨大生物が暴れまわる“怪獣物”の一作「世紀の怪物 タランチュラの襲撃」であります。

新しい栄養薬の研究をしている博士が人体実験に失敗した上、タランチュラが薬品の影響で巨大化するというお話。

撮影には本物のタランチュラが使用され、麻酔で動きがスローモーになったところを撮影しているという、手間のかかることをしております。残念ながら舞台がアメリカの砂漠地帯なので折角の巨大タランチュラも巨大感はあまり感じられず、動きもスローなのでのんびりした雰囲気のまま話は進んで行きます。

主人公を演じるのがジョン・エイガ―、当ミュージアムの別部屋「吹き出す洋画劇場」の常連の俳優さんですが、吹き替えはユル・ブリンナーの声で有名な小林修氏が担当されています。博士役のレオ・G・キャロルはスパイドラマ「0011 ナポレオン・ソロ」のウェバリー部長役で日本ではお馴染みですけど、吹き替えはどちらも真木恭介氏が勤めておられます。思わず「ニヤリ」としてしまいましたw

最後は砂漠にある町に入る前にタランチュラは戦闘機の攻撃で退治されちゃいますが、その戦闘機のパイロットを演じているのが無名時代のクリント・イーストウッドという意外なキャスティング! でもまあ、チョイ役でセリフもないですし、ヘルメットにゴーグルで顔は見えないから誰だか分かんないんですけどね~w

 #吹き替え #洋画

https://youtu.be/WtU1YYxQXJw

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