Dancing Lady
「ほぼ本人役」のアステア。シルエットも声も尖っている印象。
当時のジョーン・クロフォードの人気がどれほどなのかは知らないが、いくらなんでもダンスはひどすぎる。
最初に字幕なしで観た際、大まかにしかストーリーがわからなかったので、彼女は自分が下手なことを悩んでいるダンサー役なのだと信じて疑わなかった。
一大シークエンス風の「Let's Go Bavarian」は後の『バンド・ワゴン』での「I Love Louisa」で見せる「ドイツ=ビール」「ドイツ人=無表情」というステレオタイプな演出が既にあって面白い。
ご想像通り、アステアのシーン以外は観ません。