Johnny Lightning カルマンギア VW ジョニーライトニング 1/64

0

カルマンギア VW ジョニーライトニング 1/64

カルマンギアの名前の由来は、非常にシンプルです。それは、2つの会社名を組み合わせたものなのです。

カルマン(Karmann): ドイツのコーチビルダー(自動車の車体製造会社)で、フォルクスワーゲンのタイプ1(ビートル)のシャーシをベースにしたクーペやカブリオレの車体製造を担当しました。

ギア(Ghia): イタリアのカロッツェリア(自動車の車体デザイン・製造会社)で、カルマンにカルマンギアのデザインを提供しました。
つまり、カルマンが製造し、ギアがデザインした車であることから、「カルマンギア」という名前になったのです。

もう少し詳しく説明すると、以下のようになります。

フォルクスワーゲン: 大衆車を製造していたフォルクスワーゲンは、ビートルのプラットフォームを利用したスポーティなクーペの製作を考えていました。
カルマン: フォルクスワーゲンは、車体製造をカルマンに依頼しました。カルマンは長年にわたりフォルクスワーゲンの車体製造に携わっており、信頼関係がありました。
ギア: カルマンは、デザインをイタリアの有名なカロッツェリアであるギアに依頼しました。ギアは美しいデザインで定評があり、特にルイジ・セグレ(Luigi Segre)が率いる時代には数々の名車を生み出していました。
カルマンギアの誕生: この3社の協力によって、美しいクーペとカブリオレが誕生し、「カルマンギア」という名前が付けられました。
このように、カルマンギアは、ドイツの技術力とイタリアのデザインセンスが融合した車と言えるでしょう。名前の由来も、その成り立ちをそのまま表していると言えます。

参考までに、他のフォルクスワーゲンの車名の由来もいくつか紹介します。

フォルクスワーゲン(Volkswagen): ドイツ語で「国民車」という意味です。
ビートル(Beetle): 「カブトムシ」という意味の愛称です。
ゴルフ(Golf): 「メキシコ湾流(Golf Stream)」に由来しています。
パサート(Passat): 貿易風を意味します。
シロッコ(Scirocco): サハラ砂漠から地中海に吹く熱風を意味します

Default