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デコちゃんポッポ 3型(1970年頃)
デコちゃんポッポ3型です。
デコちゃんの身体と腕がブリキからプラ製に変更になっています。またカンテラがクリアレッドからクリアオレンジ成型になり、内部のムギ球は点灯ではなく煙突同様に点滅するようになりました。このカンテラを点滅仕様に変更する為に機関車内部の電装構造もそれまでと大きく変わっています。
他、デコちゃんの顔の造型(全て手塗り彩色)、機関車の鼻がブリキからプラ製に、機関部のボディが2枚プレスになるなど、多くのマイナーチェンジが施されています。
このモデルが発売された時期は既にデコちゃんポッポがおもちゃ売り場の大人気商品となっていた頃で、世界中に輸出もされていました(ポスター参照)。おそらくは生産が間に合わず工場を拡張したのではないか?その結果のバリエーション違いではないか?・・・と推測しております。
ちなみに僕が幼い頃に持っていたモデルもおそらくこの3型だったと思います。記憶を頼りに長い年月を経て再会し、デコちゃんポッポコレクションを始めるきっかけとなった思い入れの深い一台です。