ティガーのバケットハット

ティガーのバケットハットです。
パーク歴40年ですが、いつもファンキャップ系の被り物を被っている若い方を羨ましく眺めながら、実は一度もマイ・ファンキャップを持ったことがありませんでした。
ファンキャップを購入するボリュームゾーンは中高生に見えますが、私のその時代には、まだディズニーランドがなかったですし、その後はバブルの時代で、"ファン"よりも格好良さが優先でしたし、息子や娘が小さい頃には彼らのファンキャップを被らせて貰ったりしましたが、財布との相談の結果、マイ・ファンキャップには手が届きませんでした。
更に時が流れ、ファンキャップとは縁遠い立派なオジサンとなり、時間的にも、金銭的にも余裕があっても、ファンキャップとはスレ違うTDR生活を送ってきましたが、一生一度くらいはと思い立ち、待望のマイ・ファンキャップをと思い買い込んだのが、ファンキャップをちょっと遠慮した、このバケットハットです。
まあ、被るなら、皆さんが仮装をしているハロウィーンの時期しかなかろうということで、ハロウィーンカラーに溶け込むティガーのオレンジです。
もちろん、売ってらっしゃる側は、オジサンの購買を想定している訳ではなく、写真3枚目のような可愛いお嬢さんが被ることを想定しているので、オジサンに当たってしまったティガーが気の毒ではあります。
ということではありますが、勇気を振り絞って、先日、これを被って一日パークを歩いてきました。
本人的には、やっと頭の上のティガーに慣れてきた夕方頃、ワゴンでポップコーンを買ったんですが、立ち去り際に、ワゴンのキャストの女の子が、私の背中に「サンキュー、ティガー!」と声を掛けてくれ、ティガー・オジサンは、本物のティガー並みにピョンピョン飛び跳ねながら帰ってきました。もちろん、心のなかでだけですけど(笑)