2023-01-25

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●LEAF 0351 西に涼む満月@小真木原(2021.09.22)
http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-339-351

小真木原は鶴岡市内から南の金峯山に向かう街道沿いにある小高い場所。ここには市内の南部の町内(私の町も含めて)が氏子になっている「上山王日枝神社」がある。日枝神社は市内にある「下山王日枝神社」と二対の歴史ある神社で、市内を流れる内川(旧赤川)の上流と下流に位置し、この両神社付近で川は蛇行する。今はすっかり開発が進んで運動公園や観光施設などがある街にになっているが、私が中学生だった頃は一面の田んぼが広がっていた。
日枝神社
http://kamnavi.jp/it/higasi/yamahie.htm
小真木原公園
https://tsuruoka-taikyo.jp/shisetsu/ko-komagi.html
庄内おばこの里「こまぎ」
http://www.komagi.info/

私が通った鶴岡第三中学校は、当時の市内のほぼ南端(現在はさらに南へ移転している)だったので、教室の窓からは小真木原が一望できた。
鶴岡第三中学校
https://www.city.tsuruoka.lg.jp/kyoiku/gakko/shisetsu/tsuruoka_jhs3/

三中の校歌には「・・・小真木が原の若人が・・・」のフレーズが1・2・3番の歌詞の全てに入っています。戦後生まれの私は、藩校だった小学校(朝暘第一小学校)からこんな戦後を感じる校歌の中学校に通学し、今から比べればとても政治的だった高校時代を過ごしたのでした。同世代の日本人の多くは、同じようなマインド(たぶん)を持っているのではないでしょうか。


月山の峰雲をさき 鷲もたゆとう朝おろし
たけき心を競いつつ 小真木が原の若人が
つくや自由の鐘の声 理想のかざし高らかに
今ぞ築かん新時代 ああ ああ 栄えあれ
若き命のひた心

梵字の流れ水速み 夕べさ走る若鮎と
やさしき姿競いつつ 小真木が原の若人が
追うや真理の月のかげ 平和の聖歌高らかに
今ぞ謳わん新天地 ああ ああ 幸あれ
わが故郷の山と川

黄金の穂波目路はろか 実り豊けき朝露の
清きを受けてあれ井でし 小真木が原の若人が
たつや道義の旗じるし 進取の意気の一筋に
今ぞ築かん新時代 ああ ああ 燦たれ
民主日本のあさぼらけ
 

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