東京ドーム (東京ドームミニチュアモデル)

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 日本のプロ野球が始まった1936年、当時社会人野球は位が低く、学生野球の聖地であった神宮球場は反発により使えなかったため、新たに東京のどこかに球場を作る必要性があった。
 そこで目をつけたのが、小石川にあった空き地である。これは、元々は旧水戸藩邸跡に造られた東京砲兵工廠が移転されたのを機に生まれたものであった。こうして1937年に開場された後楽園球場は、半世紀にわたりプロ野球開催の場として使われてきたが、1988年に日本初の屋根付き球場として新たに生まれ変わった。
 メディアでよく聞く「東京ドーム⚪︎個分」というわかりづらい表現のせいで野球ファンでなくとも知名度がある。
 このガチャガチャは、そんな東京ドーム何個分を視覚的にわかりやすくするために1/5000サイズにしたミニチュアらしい。今まで紹介した海洋堂のものに比べるとプラスチックであるためかクオリティの低さは否めないが、蓋が外れる造形やドームの感じはしっかりと再現されている。何よりも、この価格で東京ドームのミニチュアが手に入ること自体珍しいので妥協だろう。
 ちなみに、東京ドーム通常色のうち野球verが欲しく、1/6の確率であるため最悪2800円まで使うことを想定して臨んだがなんと一発で出てしまった。

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