あの時の思い出、そして感動と。

つい先日、いやもう少し前だったか…

ビートルフレンドの、いや大先輩との会話の中で「こないだのデイトリッパーのイントロのギターはシングル（一本）でしたか？」と言うやりとりがきっかけで、あの頃に「トリップ」したと言うお話しです。

デイトリッパーの最初のギターリフはとても印象的で、中学の時に聴いてすぐに覚えたほどで、大好きな曲のひとつです。

初めて聴いたのはいわゆる「赤盤」で、友達から借りたカセットテープでした。

その後自分でUS編集「イエスタデイ　アンド　トゥデイ」のカセットテープを購入し、それぞれひたすら聴いたものです。

ある日のこと「デイトリッパーのイントロ、何か違和感が…」と感じていました。自分では理解できずにいましたが、数年後何かの書籍で理由を知る事になるのです。

イントロのギターが一本で入るバージョン（ステレオ）と、二本で入るバージョン（モノラル）の、いわゆる「テイク違い」だったのです。

デイトリッパーは元々イギリスではシングル盤（モノラル）として1965年に発売され、その後幾つかの編集盤に収録されていましたが、その中でステレオで収録されたものが出てきたようです。

そして、あの時の僕の所に「２つ」のデイトリッパーが届くことに。

ここ最近は、デイトリッパーは聴くもののイントロ違いの事はすっかり忘れてました。

改めてデイトリッパーのステレオを聴き「おぉ、これこれ！ワシが好きなのはこっちの方じゃわ！」と感動すると同時に、あの時に「トリップ」しました。

感謝。