南半球からやってきた！

今年は何だか体調がよろしくない。

今年だけで異動が2回、5月末にコロナ感染、春の特別ボーナスはカット笑。

夏を迎えると同時に日差しまぶしい作業場の店に勤務となり、今は残暑だか何だか知らんが、蒸し暑さと倦怠感を日々背負って仕事。

そんなだから、このミューゼオへの出入りもおっくうでした（普段もそんなに真面目に取り組んではないが）。

しかしながら、Beatlesのレコード収集は続けていて、予算が少ないながらも「新しい宝物探し」に励んでいました笑。

今年初のdiscogs でのお買い物は「南アフリカ」でのお買い物。これまで興味のなかったエリアでしたが、数年前から始めているレコード収集テーマ「世界を抱きしめたい！」のアイテムを見つけたからです。

ただし送料がバカ高い…。実際何度も取引している南アメリカ・ペルーからの送料も高く「赤道を越えるために、高くつくんかいな？」と思いながらも購入を決めました。

はじめに6枚のシングル盤を選んでいたのだけど、その後セラーから「（1枚）在庫がなかった」と連絡が。仕方なく返金などのやり取りをしていたら、またもやセラーから「レアなローデシア盤など、追加でリストを出すから見てみて」と連絡が来た。なのでもう一度チェックをすると「まぁ、あとからこんなものを出してくるなんて、予算オーバーだわー…」と嘆くもレアなやつを購入。

シングル盤8枚でおおかた3万円近く出費だなんて！送料込みだとしても高いー。でも良いアイテムたくさん手に入ったのだ。いつもこう言って自分をなぐさめてるじゃあないか。「そこ（海外のレコード屋）に行くことを思えば、安いもんよ」と。

さらに、この南アフリカのセラーと「付き合い」が続く。4月の購入からひと月が過ぎ、7月はじめにこのセラーからメッセージが届いた。「相手からメッセージが来るなんて、珍しい事があるもんじゃのぅ。何事かいの？」とメッセージを開くと「こないだはどうも！またレアなローデシア盤を出品したんだ。よかったらリストをチェックしてみて！」と。

すぐさまリストを開くと4〜5枚のシングル盤が上がっていた。このうち数枚はこのdiscogs では初出品。discogs に登録している世界の人の「持ってるよリスト」にもほとんどアップされていないものばかり！今回のレコードは前回ほどの価格ではないけど、前回の買い物からそんなに経過していないので、予算もないし…。ウダウダやってるうちに翌日サイトをのぞくとすでに2枚が販売済み。これはモタモタしてる場合じゃないわ。で、葛藤しつつも残りのアイテムから2枚をチョイス。さらに南アフリカ盤を2枚、合わせて4枚のシングル盤を購入！

約$100の支払いのうち、半分近くが送料だなんて…。いーや、今回も素晴らしいアイテムを手に入れたわいや！サンキュー、ロビー！

そして、もひとつ南半球からは、親友ペルーのセラーから。このセラーとは数ヶ月に一回、メッセージをやりとりしてる。最近はこちらから送る事の方が多くなってきたが「心の友よ！思い切り抱きしめるよ！（ちょっと翻訳が変だが、ハートフルなメッセージが届く）」と送ってきてくれるので単なる「店員と客」以上の関係かな、と感じている。

ペルーも送料がバカ高い。でも何度も買い物していたら少し割引してくれるので、とてもありがたい。そして温情の厚いワシは笑「このセラーからは、毎年買い物したい！」と思っているので、夏のボーナスが出たタイミングで購入。ビートルズとその他を選び即支払う。発送から1週間程度で到着。ペルーに行くとしたら、日本から飛行機乗り継いで数日かかるはずなので、荷物が1週間で届いて、3〜4千円の送料なら安い安い笑！

ちなみに、南半球からの荷物で送料が高いのは、赤道を越えるのが理由ではありません！笑（諸説あり、としときます）

この2件のセラーは運送会社に「DHL」を利用しているからです。南アフリカのセラーは「国内の郵便は信用していない」的な説明をしています。また、到着までの日数が明らかに違うため、郵便ではなくDHLを利用していると。なのでペルーからも南アフリカからも発送後約1週間で届くのです。イギリスからの郵便での配達期間は長いもので1ヶ月近くかかった事もあります。この数年はコロナ禍もあり、中々飛行機などの交通事情もよくないようですが、徐々に回復してきていると嬉しいですね。

さぁ、送料稼ぐため、暑ぅても仕事、頑張らんといけんのぅ。送料、送料。