宝石×車モチーフ☆ 令和初のスーパー戦隊
「レッツチェンジ!チェンジマン!」 こんにちは、チェンジマン世代のMuuseo編集部員、伊藤です。 およそ45年にわたり放映され、いまや世界80カ国でも愛されているという「スーパー戦隊」シリーズ。戦うトレンディとも称された「ジェットマン」、それぞれのキャラが際立つ「キューレンジャー」、男性ヒーローだけの「サンバルカン」、大人向け戦隊「タイムレンジャー」など、きっと誰しもの心に、思い出のヒーローがいるはず。 あれもいい、これもいい…と、決めきれないかもしれませんが、3月よりまた新たなスーパー戦隊が誕生しました。 令和最初のスーパー戦隊は「魔進戦隊キラメイジャー」。モチーフは宝石+車。 シリーズ44作目は「魔進戦隊キラメイジャー」。 登場するのは「キラメイレッド」「キラメイイエロー」「キラメイグリーン」「キラメイブルー」「キラメイピンク」の5人のヒーローで、「宝石+乗り物」がモチーフだとか。レッドはルビー、ブルーはサファイアといったところでしょうか。 鉱物名:コランダム 宝石名:サファイア・ルビー コレクションオーナー:とびら さん https://muuseo.com/tobira/items/1 実際のヒーローたちがこちら。 言われてみれば、ヒーロースーツやマスクも、いつにも増して(?)キラキラしている気がしますね☆ 魔進戦隊キラメイジャー 東京ドームシティ マグネット コレクションオーナー:町ル田 さん https://muuseo.com/machiruda1984/items/94 ヒーロー変身前の人間ドラマも重要な要素 今回が「宝石×車」であるように、新作が発表される度に話題になるのがヒーローのモチーフです。当初は「科学」がメインモチーフでしたが、1990年代ごろからは男の子の好きそうな「動物」や「恐竜」、「忍者」などがヒーローのモチーフとして次々登場してきました。 ですが、ヒーローに変身する前の、生身の人間たちが繰り広げる様々な人間ドラマも見どころのひとつであり、友情や恋愛、家族愛などのテーマもしっかり見せてくれるのがスーパー戦隊の魅力です。 そんな風に、スーパー戦隊を“子どもだけではなく大人にも見てもらえるように”との意図をもってストーリー構成された最初の作品が「鳥人戦隊ジェットマン」(1991年2月~1992年2月放送)と言われていて、根強いファンも多いですね。 講談社シリーズMOOK スーパー戦隊Official Mook コレクションオーナー:JM好きすぎジゲンタマゴ部長( ◜ω◝ ) さん https://muuseo.com/jetman19920214/items/137 過去最多人数のスーパー戦隊と言えば?! 作品を特徴付けるひとつの要素としてほかに、ヒーローたちの人数や男女構成などもあります。キラメイジャーはスタンダードといえる男性3人女性2人の5人のヒーローが登場するようですが(※のちに追加戦士はあるかもしれません)過去にはそうでないシリーズもありました。 シリーズ5作目の「太陽戦隊サンバルカン」(1981年2月~1982年1月)では「そら」「うみ」「りく」のちからをもったヒーロー3人編成でした。女性ヒーローはいませんが、3人の力が際立つようにと意図されたそうです。 スーパーアクションサウンド 太陽戦隊サンバルカン コレクションオーナー:たま さん https://muuseo.com/tama/items/150 しかしながら、3人ではヒーローショーでの盛り上がりに欠ける(?)とのことで、その後、90年代にかけてはしばらく5人編成が続きます。 そしてついには、5人編成、3人編成のフォーマットを打ち破って登場したのが、第41作「宇宙戦隊キュウレンジャー」(2017年2月~2018年2月放映)です。当初から9人ものヒーローが登場し、追加戦士含め、最後には12人!という大所帯となりました。初代「ゴレンジャー」が赤・青・緑・黄・ピンクの5色だったのに対し、こちらはシルバーやゴールド、スカイブルーまで登場することとなりました。 キュータマ合体シリーズ03『リュウテイオー』ミニプラ・4箱 コレクションオーナー:ひろちゃん☆ さん https://muuseo.com/ChanA1dar/items/125 ここまでくると名前を覚えるのも一苦労ですが、キュウレンジャーはそれぞれのキャラ設定もしっかりされていて、エンディングでヒーローたちが踊るコミカルなダンスも子どもたちの間で人気となった作品でしたね。 ギミック満載の巨大ロボットや関連グッズにも注目。 上記アイテム、キュータマ合体シリーズ『リュウテイオー』や、下記のジュウオウジャー『ワイルドトウサイドデカキング』にみるように、最近ではヒーローのフィギュアだけでなく、その武器や巨大ロボットなど、関連グッズが多数発売されています。特に巨大ロボットは、合体、換装、変形など、様々なギミックを備えて充実度の高い玩具となっていますが、その分、パーツも多。コレクター&サンタさん泣かせです(笑)。 新シリーズ「キラメイジャ―」でも、きっとキラキラのパーツが多く店頭に並ぶことと思います。集めて飾るのもいっそう楽しみになりますね。 ミニプラ 動物全合体 ワイルドトウサイドデカキング(その1) コレクションオーナー:ガンキチ さん https://muuseo.com/gankichi/items/102 スーパー戦隊は子どもだけのヒーローじゃない。すっかり大人になった、かつての少年たち向けのグッズもいろいろ発売されています。こちらは第24作の「未来戦隊タイムレンジャー」(2000年2月~2001年2月)で、主人公が劇中に着用していたジャケットです。あれ、普通にかっこいい♪ 未来戦隊タイムレンジャー トゥモローリサーチ制服ジャケット バンダイ製 コレクションオーナー:mjmat さん https://muuseo.com/mjmat/items/301 シリーズを重ねるごとに、様々な進化を見せるスーパー戦隊。もうすぐ迎える50周年ではどんな仕掛けが待っているか、いまから楽しみです。 みなさんもお気に入りのスーパー戦隊があれば教えてください。押し入れの奥に眠ったヒーローグッズも、ぜひアイテム投稿お待ちしてます! #ミューゼオ