148 注口土器

0

148 注口土器
ちゅうこうどき

新郷村
獅子神遺跡出土

縄文後期

縄文時代後期の注口土器は普通の壺形をしていますが、注ぎ口が面白い。先がぐいっと上を向いて、まるでコーヒーを入れる時のドリップケトルのよう。容器部分にはそれこそコーヒー豆みたいな粘土粒がたくさん貼り付けられています。ドリップケトルには把手がありますが、これにはありません。でも粘土粒がついているおかげで手は滑りませんよ。

所蔵:青森県埋蔵文化財調査センター

Default