22-02 倉沢「せんがまち」の棚田

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静岡県菊川市上倉沢
棚田枚数:約500枚
平均勾配:
主生産品種:水稲
農作業時期:代かき:5月 田植え:5~6月 稲刈り:10月 脱穀:10月

約400年前から開田が始まり、地元では千枚の田んぼという「千框=せんがまち」と呼ばれています。水田のほかにススキやアシが広がる「茶草場」もあり、そこで刈り取ったススキやアシを茶園へ敷く「静岡の茶草場農法」は世界農業遺産にも認定されています。田と草地が共存する環境は、様々な動植物を育む貴重な場所です。
ニホンアカガエルやシュレーゲルアオガエル、アカハライモリなどの生き物をはじめ、キキョウやオミナエシ、ササユリなどの植物が生息しています。定期的に生き物教室も開催されており、これらの貴重な動植物を間近で観察することもできます。

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