21-02-2 種蔵棚田

21-02-2 種蔵棚田
岐阜県飛騨市宮川町種蔵
棚田枚数：40枚
平均勾配：1/11
主生産品種：種蔵紅、そば、あぶらえ等
農作業時期：代かき：５月中旬　田植え：５月下旬　稲刈り：９月中旬　脱穀：10月中旬
岐阜県飛騨市宮川町にある種倉棚田は、昭和初期の戦中から戦後にかけて住民自らが造った石積みの棚田です。集落には、火災を避けるために住居から離れた場所に建てられた、食料や作物の種を保存する板倉（いたくら）が２０棟点在しており、日本農村の原風景の香りが漂い訪れる人を魅了します。この集落では在来種のソバ（万波そば）、赤かぶら（種蔵紅）やミョウガなどの特産品が栽培されており、１１月第１週末には地元特産品の販売や「万波そば」が味わえる種蔵新そばまつりが開催されます。