鉱物標本 フローライト(Fluorite)

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別名:蛍石、Fluorspar
産地:Rogerley Mine, Rogerley Quarry, Frosterley, Stanhope, County Duram, England, UK

おそらく最もメジャーな蛍光鉱物。通常は八面体結晶やその塊状として産出し、加熱もしくは摩擦により発光することから和名で蛍石と呼ばれる。英名は1797年にCarlo Antonio Galeani Napioneによって製鉄の融剤(spar)として用いられたことからラテン語の流動(fluere)に因んで命名。また、フッ素元素(fluorine)や蛍光(fluorescence)もフローライトの名前に由来して付けられた。

良く蛍光として見られる青く発光するものはドーパントとして含まれる微量のエルビウムによるものらしい。他にも有機物により白色発光するものや赤色に発光するものもあるそうな。

実は水にわずかにだけ溶解するらしい(0.016g/L, at 18℃)。

このフローライトは2019年夏の科学技術館で開催された博物館ふぇすてぃばる!で購入したロジャリー産のもの(ブースの人いわく)。

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