2024年の終りに
初版 2024/12/28 13:28
改訂 2024/12/28 18:39
アンゲリナを登録して、今年の分はこれで終りです。
この前に書いたスクテルムは、あっけなく競り負けて、また複眼つきキクロピゲも、見たときはすでに売却済、けっきょく私の狙っているモロッコ産はひとつも手に入りませんでした。
まあおかげで(?)モロッコ産がひとつもない三葉虫コレクションとしてのアイデンティティ(?)は保つことができましたが……
モロッコ産で私の欲しがっているのは、スクテルム、キクロピゲ、ハルピデスの三つですが、よく考えてみると、この三つはいずれも以前入手したことがあって、だいたいの感じはわかっています。
だから新規に購入しても、たぶん新味は少なく、「入手できた」という気持だけで満足してしまって、標本そのものにはあまり愛着は湧かないのではないか。
なんとなくそんな気がします
だいたい私はものを買い替えても、以前のもののほうによけいに執着するほうで、それは鳥類における刷り込みのようなものかと思うのですが、あとから来たものには、それがどんなにすぐれていても、あまり愛着は感じないのです。
となると、もういまさら過去のあれやこれやに恋々としていても仕方ないんじゃないか、という気にもなってきます。
来年の一発目は、この前書いた腹足類になると思います。
軟体動物化石コレクションも、頭足類、腕足類、腹足類と進んできて、次は斧足類ですかね。
斧足類というのは、いわゆる二枚貝の仲間で、化石ではペクテンというのをよく見かけます。
これは現生種でいえばホタテ貝です。
ホタテ貝というのもなかなかおもしろい種類で、この貝には目があってものが見えるらしいんですね。
貝なんていうのはdumbでdeafでblindだと思っていた私には意外でした。
もし痛覚なんかも発達しているとすれば、料理をするにも気を使いそうです。
trilobite.person (orm)
4 days ago - 編集済みスクテルム、予想よりだいぶ高くなってしまいましたね。お値打ちなヤフオクですが、最近にわかに三葉虫コレクターが増えているようで、競りが若干過熱しているようですね。競争率が高くなって、私もモロッコ産、全然増やせません。
腹足にせよ斧足にせよ、貝類は自分で採取するのみで、買った事はありませんが、偶におっとなる化石を見かけますね。ペクテンの範疇では、Fortipecten (特に、タカハシホタテ) なんかも面白いなと思っています。
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ktr
4 days ago手に入らなかったことで、なにか吹っ切れましたね。
とにかくハミープレップを見てしまうと、ほかのモロッコ産がしょぼく見えてしまい、購入意欲が湧かなくなるというのも困りものです。
モロッコ産を集めてなくてほんとによかったと思いますね。
三葉虫以外は私も系統的に集めるつもりはなく、おっと思ったやつをスポット的に買うだけです。
それがまた楽しいんですよね。
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