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オーストラリア 50セント銀貨 1966年銘
オーストラリアの一般通用貨幣です。それまでの5シリング紙幣を置き換え、補助単位セントの貨幣として1966年に同国で初めて登場しました。写真はその初年貨となります。1966年銘のみ丸形の銀貨(品位: 銀80% / 銅20%)として登場しています。しかし、発行直後に銀価格が高騰したことを受け、2年の空白期間を経て、1969年より正十二角形の50セント白銅貨に切り替わってしまいました。白銅貨に切り替えられた後も銀貨時代のデザインは(女王の肖像を除き)踏襲され、60年近くにわたって発行が続いています。 デザインには、女王エリザベス二世の肖像(第二肖像)、オーストラリアの国章が採用されています。
銀・銅 オーストラリア 36,500,000枚Hokutosei
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オーストラリア 2セント青銅貨 1983年銘
オーストラリアの通常貨幣です。他の50セント〜1セント貨とともに、補助単位の貨幣として1966年より発行されていました。2セント貨は同一のデザインで発行されていましたが、インフレなどを受けて需要が減っていき、1989年発行分をもって発行が終了しました。ただし、通用が停止したわけではなく、現在も通貨として有効です。 また、1983年発行分のこの貨幣は、王立オーストラリア造幣局以外で打たれた通常貨幣としては最後の貨幣となりました。 デザインには、女王エリザベス二世の肖像(第二の肖像)、エリマキトカゲの図柄が採用されています。品位は、銅970 / 亜鉛25 / 錫5 です。
銅・亜鉛・錫 オーストラリア 155,600,000枚Hokutosei
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オーストラリア 5セント白銅貨 2007年銘 プルーフ
オーストラリアの通常貨幣です。他の50セント〜1セント貨とともに、補助単位の貨幣として1966年より発行されています。5セント貨は、不発行年や2016年の記念デザイン版を除き、全て同一デザインで発行されています。1セント青銅貨が1990年発行分を最後に発行終了して以来、サイズ・額面とも発行中のオーストラリアの通常貨幣では最も小さな貨幣となりました。 デザインには、女王エリザベス二世の肖像、ハリモグラの図柄が採用されています。 この貨幣はプルーフ仕上げとなっており、鏡面仕上げとつや消し仕上げによる美麗な外観が特徴的です。
プルーフ 銅・ニッケル オーストラリアHokutosei
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オーストラリア 10セント白銅貨 2007年銘 プルーフ
オーストラリアの通常貨幣です。他の50セント〜1セント貨とともに、補助単位の貨幣として1966年より発行されています。10セント貨は、不発行年や2016年の記念デザイン版を除き、全て同一デザインで発行されています。 デザインには、女王エリザベス二世の肖像、オーストラリアの国鳥コトドリの図柄が採用されています。 この貨幣はプルーフ仕上げとなっており、鏡面仕上げとつや消し仕上げによる美麗な外観が特徴的です。
プルーフ 銅・ニッケル オーストラリアHokutosei
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オーストラリア 20セント白銅貨 2007年銘 プルーフ
オーストラリアの通常貨幣です。他の50セント〜1セント貨とともに、補助単位の貨幣として1966年より発行されています。20セント貨は、途中不発行年を挟みながらも、発行初年から1994年まで28年にわたって記念デザイン版が発行されず、長らく同一デザインを保っていました。以降はたびたび記念デザイン版が発行されています。 デザインには、女王エリザベス二世の肖像、カモノハシの図柄が採用されています。 この貨幣はプルーフ仕上げとなっており、鏡面仕上げとつや消し仕上げによる美麗な外観が特徴的です。
プルーフ 銅・ニッケル オーストラリアHokutosei
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オーストラリア 50セント白銅貨 2007年銘 プルーフ
オーストラリアの通常貨幣で、50セント貨は1966年に補助単位セントの貨幣として初めて導入されました。発行初年は同じデザインながらも円形の銀貨として発行されましたが、銀価格の高騰からすぐに発行を停止し、2年のブランクを経て1969年より正十二角形の白銅貨となりました。また、同国の通常貨幣では最も大きい貨幣となっています。 デザインには、女王エリザベス二世の肖像、オーストラリアの国章が採用されています。 この貨幣はプルーフ仕上げとなっており、鏡面仕上げとつや消し仕上げによる美麗な外観が特徴的です。
プルーフ 銅・ニッケル オーストラリアHokutosei
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オーストラリア 2ドル アルミ青銅貨 2007年銘 プルーフ
オーストラリアの通常貨幣です。2ドルは以前、紙幣が発行されていたため、発行初年が通常貨幣のなかでは最近の1988年となっています。また、様々な理由から、材質が同じでより低額の1ドル通常貨幣より直径も量目も抑えられています。 デザインをみると、片面はオーストラリアの貨幣に共通する女王エリザベス二世のポートレートです。もう片面は先住民族らしい図柄とするため、グウォヤ・ジュンガライ※という男性からインスピレーションを受けています。 この貨幣はプルーフ仕上げとなっており、鏡面仕上げとつや消し仕上げによる美麗な外観が特徴的です。 ※ グウォヤ・ジュンガライ(Gwoya Tjungurrayi, 1895-1965) オーストラリアのタナミ砂漠にあるワルピリ、アンマティエール地域の出身です。1928年のコニストンの惨劇を生き延びた先住民族といわれています。また、手にしたブーメランなどのセールスの際、値段を聞かれては 1 Pound と答えていたため、ワン・ポンド・ジミー(One Pound Jimmy)とも呼ばれていました。1950年には先住民族で初めて肖像が(切手に)採用され、以降はオーストラリア先住民族のシンボル的な存在となりました。
プルーフ 銅・アルミニウム・ニッケル オーストラリアHokutosei
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オーストラリア 1ドル アルミ青銅貨「国際高齢者年」プルーフ
国際高齢者年を記念し、通常貨の記念デザイン版として、1999年にオーストラリアで発行されました。国際年に合わせ、デザインは国際高齢者年のロゴマークと、「すべての世代のための社会を目指して(towards a society for all ages)」のテーマを採り入れたものとなっています。 品位は銅92% / アルミニウム6% / ニッケル2% で、同じ材質ながら高額の2ドル貨幣より直径、量目とも大きくなっています。 この貨幣は、1999年のプルーフ貨幣セットおよびベビープルーフ貨幣セットに封入されているものです。
プルーフ 銅・アルミニウム・ニッケル オーストラリアHokutosei
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オーストラリア 50セント白銅貨 2006年銘
オーストラリアで1966年から発行されている50セント貨幣です。初年度は丸形で、1967年と1968年には発行されませんでしたが、1969年から正十二角形となり現在に至ります。デザインは、片面には同国の貨幣に共通する女王エリザベスII世の肖像、もう片面にはオーストラリアの国章が採用されました。記念デザイン版を除き、国章のデザインは丸形の1966年銘から踏襲されています。 品位は銅75% / ニッケル25% です。2006年銘の50セント貨幣は5,930万枚も発行され、現在でも最多発行年の記録を破られていません。
銅・ニッケル オーストラリア 2006年Hokutosei
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オーストラリア 1ドル アルミ青銅貨 2005年銘(第二次世界大戦終戦60周年記念)
オーストラリアで1984年から発行されている2ドル貨幣です。通常デザインは5頭のカンガルーですが、2005年銘で発行された4,000万枚の1ドル貨幣のうち(この貨幣を含む)3,420万枚は、第二次世界大戦終戦60周年デザインとなっています。 品位は銅92% / アルミニウム6% / ニッケル2% で、同じ材質ながら高額の2ドル貨幣より直径、量目とも大きくなっています。
銅・アルミニウム・ニッケル オーストラリア 2005年Hokutosei
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オーストラリア 2ドル アルミ青銅貨 2006年銘
オーストラリアで1988年から発行されている2ドル貨幣です。デザインは、片面には同国の貨幣に共通する女王エリザベスII世の肖像、もう片面にはグウォヤ・ジュンガライ(Gwoya Tjungurrayi)という先住民族の男性からインスピレーションを受けた先住民族像が採り入れられました。 品位は銅92% / アルミニウム6% / ニッケル2% で、同じ材質ながら低額の1ドル貨幣より直径、量目とも小さくなっています。4,050万枚が発行されました。
銅・アルミニウム・ニッケル オーストラリア 2006年Hokutosei