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Die Krupps & Nitzer Ebb “The Machineries of Joy”
前回、ご紹介しましたDie Kruppsの原曲”Wahr Arbeit, Wahr Lohn”のリメイク/リミックス盤シリーズの一つで、今回は、如何にも「インダストリアル」なピクチャー盤かつ名義もDie Krupps & Nitzer Ebbでの盤となる作品をご紹介します。原曲は、Die KruppsのJürgen EnglerとRalf Dörperにより、Rüdiger Esch (B, G)が曲によって参加しています。なお、ピクチャー盤のサイドPhotoの写真は、Thomas Schulte-Ellinghaus (トーマス・シュルテ-エリンクハウス)によるものです。ここで、Nitzer Ebbについて、簡単に紹介したおきます。Nitzer Ebbは、英国のEBMバンドで、エセックス州で同級生であったVaughan "Bon" Harris (Programming, Synth, Drs, Vo), Douglas McCarthy (Vo), David Gooday (Drs)によって、1982年に結成されています。始めは、La Comédie De La Mortというバンド名だったのですが、直ぐに、独逸語の何かの文書をカットアップして、Nitzer Ebbと改名しています。翌年にデモテープ”Basic Pain Procedure”を発表しますが、2年間は鳴かず飛ばずで、漸く、Phil HardingのPWLと契約して、1985年にファーストシングルをだします。この時期は、ポストパンクの影響が強かったのですが、1986年にMute Recordsと契約し、1986年にシングル"Murderous"と翌年にシングル"Let Your Body Learn”をリリース、ここで、これらのシングルで「インダストリアル・ロック」或いは「EBM」シーンにNitzer Ebbは参入することになり、同時にシカゴ・ハウスシーンの発展にも寄与します。また、1987年リリースの5枚目のシングル"Join In The Chant"ではバレリアック・ビート・シーンの一翼を担い、後の英国アシッド・ハウス・シーンにも影響を与えます。同年に、デビューアルバム”That Total Age”をリリースし、同時に”Music For The Masses”欧州ツアーを敢行し、レーベル・メイトのDepeche Modeも招待しています。ツアー後、David Goodayが脱退しますが、1989年に、Vaughan "Bon" HarrisとDouglas McCarthyのデュオでセカンド・アルバム”Belief”をリリースし、ワールドツアーを敢行、この時にJulian Beestonを誘いますが、結局、ツアーだけではなく、レギュラーメンバーになります。そして、同年、Nitzer Ebbは、彼等が「独逸のEBMのパイオニア」と称するDie Kruppsとのコラボを始め、原曲”Wahr Arbeit, Wahr Lohn”のリメイク・リミックス盤をリリースすることになります。Nitzer Ebbに関してはここまでにしておきます。 このような経緯で、両者のコラボ盤”The Machineries Of Joy”のリミックス作品がバンバンリリースされることになります。その一つが本作品ですので、早速、各曲をご紹介していきましょう。 ★サイドLogo “The Machineries Of Joy (Skateboard-Mix)”は、割と原曲に忠実で、シュタロファンとDrsによるビートとEnglerのVoが中心ですが、所々で入ってくるGも良いアクセントですし、間奏のシュタロファンのソロも聴き処です! ★サイドPhoto “The Machineries Of Joy (Rhönrad-Mix)”は、強烈かつヘビーな音の塊として、打ち込みのエレクトロニクスとVoが襲い掛かり、途中で、シュタロフォン(Engler自作メタパー)も聴取できますし、Bも確認できます。 このピクチャー盤も前回紹介した通常盤とまたまた、違うミックスで、この盤は、前回紹介した作品よりもヘビーな印象を受けます。まぁ、この作品は、ピクチャー盤でもありますので、コレクターズ・アイテム的なモノだとも思いますが、中々、聴き応えもあって、個人的には、こちらの作品の方が好きですね。人それぞれなので、Die KruppsとNitzer Ebbに何を期待するかで変わってくるとは思いますが、ヘビーさを期待するのであれば、この盤はお勧めします!!結構、隠れた名盤です! サイドLogo “The Machineries Of Joy (Skateboard-Mix)” https://youtu.be/hcTq_1Kfco4?si=tIptQqgksHAEhHMB サイドPhoto “The Machineries Of Joy (Rhönrad-Mix)“ https://youtu.be/5TSXolzDIqo?si=6EpcuquCLb49y-yl #DieKrupps #NitzerEbb “TheMachineriesOfJoy #BCMRecords #12-inchPictureDisc #Maxi-Single #EBM #ElectronicBodyMusic #Remix #Skateboard-Mix #Rhönrad-Mix #JürgenEngler #RalfDörper #RüdigerEsch #Remake #WahrArbeitWahrLohn #GermanicWords #ChicagoHause #UKAcidHouse
Industrial / Electronic Body Music BCM Records 2600円Dr K2
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Family*95 & Der Op De Eck-Chor “Fortuna”
Family 5とは何ぞや?と言う訳で、今回は、Family 5のシングルについてご紹介します。 Family 5は、1981年に、Fehlfalben/MittagspauseのPeter Hein(Vo)とDer Rest/Der Pest等を率いていたXao Seffcheque (G)によってDüsseldorfで結成されています。彼等は、既存の音楽ファションに対する皮肉として、「ソウル・パンク」をやり始め、1981年末に、12インチ・シングル”Tanzmix”をSchallmauerよりリリース。翌年には、ミュンヘンでのフェスに参加する為、Rainer Mackenthun (Drs), Andreas Brüning (Sax)の他にMarkus Wienstroer(B)やEsther Nöckerも加入させ、以後、このメンバーで活動を継続します。そして、大手Teldacと契約して、ミニアルバム” Ball Der Verwirrung”を出しますが、 1984年以降は、インディー・レーベルからリリースしています。当初は、彼等はシングルと EP のみをリリースしていましたが、これには、Heinが所属していたバンドMittagspauseの曲”Der lange Weg nach Derendorf”やJapaner in Düsseldorf”もカバーしています。1985年には、正規のファースト・アルバム”Resistance”をSneaky Pete Recordsよりリリースしますが、これにはパンク、ポップ、ビートミュージック、ソウル等の要素が入り混じっており、ゲストにもMarkus Türk (Trumpet)やGerald Leyking (Trumpet)、それにDie ÄrzteのマネージヤーのAxel Schulz (Sax)も参加しています。音楽誌は、このアルバムをFehfarbenのアルバムに掛けて「君主制と日常生活」と評しています。1987年に、Hein (Vo), Seffcheque (G), Rainer Mackenthun (Drs)に、元Der KFCのNess (B), Markus Türk (Trumpet)、Hatti Graeber (Sax) と言うメンバーで比較的安定して、数年間活動しています。1988年に、最初のライブ・アルバム”Unsere Leichen Leben Noch”をリリースしますが、このタイトルは、Rosa von Praunheimsの映画のタイトルに因んで付けられました。1991年に、HeinがFehfarbenの再結成に参加すると表明すると、Seffchequeは、Family 5を解散しています。その後、1994年に、Family 5は再結成して、ライブを始め、1997年には、Family 5はStunde-Xとのスプリット・シングル “Wir Sind Fortuna Düsseldorf. Wir Können Alles”で完全復活します。今回はここまでとしておきますが、その後もバンドは、ごく最近まで活動しており、独音楽誌からは彼等のアルバムは絶賛されています。それでは、各曲について紹介していきましょう。 ★A Family*95 & Der Op De Eck-Chor “Fortuna” (2:45)は、かなりポップでご機嫌な曲で、抜群のコーラスワークやオルガンなども活かしており、間奏のGソロも中々良いです。 ★B1 Family*5 “Don't Put Me On” (3:55)は、Flamin’ Grooviesのカバーなのかな? しかし、Family 5ではアレンジも素晴らしく、独逸らしいポップ・ソングに仕上がっています。 ★B2 Family*5 “200.000 Stunden” (4:10)も、爽やかささえ感じられるポップな曲で、オルガンやコーラスワークも効いています。ダウンコード進行もカッコ良いですし、これが独のポップ・ソングの一つの究極形態なのかもしれませんね。 Fehlfarbenのメンバーもいることからか、曲のアレンジ等が似ている部分があるようにも思えますが、逆に言うと、Fehlfarbenのポップネスの正統な継承者とも言える訳で、そこがまた魅力でもあると言えるでしょう。このシングルは3曲だけなので、アルバムも聴いてみたくなりますね!あと、このシングルは赤盤ですが、ジャケは元々無いようです。 A Family*95 & Der Op De Eck-Chor “Fortuna” (2:45) https://youtu.be/UOs46DHUq_k?si=2PmMlGsUdwItRE8z B2 Family*5 “200.000 Stunden” (4:10) https://youtu.be/jp2G3Upv_cc?si=8qHwWmoSSSHANpLU #Family95&DerOpDeEck-Chor #Fortuna #Family5 #DontPutMeOn #CoverSong #200.000Stunden #SneakyPeteRecords #Fehlfarben #SoulPunk #NeueDeutscheWelle #GermanNewWave #PeterHein #XaoSeffcheque #RainerMackenthun #Ness #MarkusTürk #HattiGraeber
Soul Punk / Neue Deutsche Welle (German New Wave) Sneaky Pete Records 3200円Dr K2
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Vono “It’s Time”
Vonoってバンド、知ってますか? NDW期にBerlinから出てきた電子ダンス・ミュージック・デュオで、メンバーはNorbert SchultzeとVolker Schultzeから成ります。ファーストとセカンド・アルバムは、何と!クラウトロックのレーベルSky Recordsからリリースされています。元々は、Kraftwerkでインスパイアされ、独におけるHuman Leugueとも言われたサウンドが特徴です。今回、ご紹介するのは、彼等のサード・アルバム”It’s Time”で、ここからはSky Recordsを離れて、独のインディーズ・レーベル(TNT Records)からリリースされています。なので、クラウトロックとNDWを繋ぐミッシングリンクかもしれませんね。調べてみたんですが、余り良くは分かりませんでした。ただ、1982年作のファースト・アルバムだけは、純粋にエレクトロ・ポップで、その後のアルバムはロック的になっていったそうです。まあ、そんな彼等のサード・アルバム”It’s Time”を今回紹介します。参加者は、Norbert Schultze (B, Vo, Synth), Volker Schultze (G, Synth)で、他にゲストで、Berthold Schmitt (Drs), Liane (Back-Vo), Petra (Back-Vo), Ute (Back-Vo)も参加しています。Drsも入っているので、よりロック的なのは予想できますね。内容的には、両面とも4曲ずつ収録されています。それでは、各曲について、ご紹介していきましょう。 ★A1 “It's Time” (5:45)は、かなりこなれたシーケンスと生Drsの電子ビートに洗練された重厚なシンセとGから成る曲で、Voも荒々しくて良い感じですが、英詞なのかな? ★A2 “This Door” (3:30)は、マーチングドラムの生Drsと繊細なシーケンスで始まり、中々複雑なアンサンブルになっていく曲で、特にシーケンスの音が太くて、上物のシンセも仰々しくで、ここら辺のアレンジは流石だなぁと感心してしまいます。Voパートは後半で出てきます。 ★A3 “Geh Deinen Weg” (4:08)は、やや軽めの曲ですが、スラップ奏法のBも出てきて、充分にダンサブルです。シーケンスは複雑で、そのアレンジ力に舌を巻きます。生Drsも相当上手いと思いますね。 ★A4 “Zerstoert” (4:05)では、最初にG等のスライド奏法のノイズから始まり、程良いノリの楽曲へと移行します。この曲は良くも悪くも普通なポップロック的ですが、ミニマルな印象です。ただ終わり方は秀逸です。 ★B1 “Here Comes” (5:32)では、民族打楽器と押し殺したようなVoで始まり、やがて生Drsやシーケンスも入ってきて、躍動感と共にミニマルに進行しますが、突如、Gのカッティングやシンセも入ってきたりします。 ★B2 “Love Song” (3:42)は、掛け声一発、太いシーケンスと複雑なDrsとVoとコーラス等が絡み合う曲で、シンセや女性コーラスともにカッコ良いです。ひょっとしてこれはPILのカバー? ★B3 “Lebe Heute” (5:13)は、オルガンと物音系ノイズのイントロから、BやDrsとマリンバが入ってくるミニマルな曲で、クラウトロック臭さを感じますね。Voは応援歌のようですし、Gも活躍しています。 ★B4 “Das Wars” (3:28)は、ややこじんまりした曲で、DrsとGで始まりますが、Synth-Bが入って、Voも入ってくると、ポップロック調になります。何とも言えないほろ苦さを感じます。 正直、Human Leagueか?と言われると、そんなことはないと答えるでしょう。もっと、ロックっぽいですし、また、通常のロックではなく、ミニマルな展開が多く、それに生Drsが絡んでいくのは、相当スキルが高いと思います。Gはやや抑え気味ですが、それを補って余る位、他のパートが卓越しています。そんな所に、クラウトロックの匂いを感じますね。勿論、ヴァージョン・アップはしていますが。そうですねぇ、エレ・ポップともポップ・ロックとも言えない立ち位置なので、どちらかが好きなリスナーさんの琴線には触れるかもです!でもきっと気に入ると思いますよ! https://youtu.be/xHm4dhuIDpk?si=s1uv5PDszaL8kKC #Vono #It’sTime #TNTRecords #ThirdAlbum #NeueDeutscheWelle #GermanNewWave #Electro #SynthPop #Minimal #Synthesizers #Krautrock #NorbertSchultze #VolkerSchultze #Guests #BertholdSchmitt #Liane #Petra #Ute
Neue Deutsche Welle (German New Wave) / Synth Pop TNT Records €8.00Dr K2
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Holger Hiller “Oben Im Eck”
とうとう来ました!Holger Hillerのセカンド・ソロアルバム”Oben Im Eck (オーベン・イム・エック; 「隅っこにある」)”を今回はご紹介します。Holger Hillerのバイオグラフィーは既に書いてありますので、そちらをご参照下さい。それで、本作品についてですが、サンプラーをメインに使った、壮大で、ちょっとだけヘンテコな音楽が詰め込まれており、ここら辺からHillerの本領発揮と言うところでしようか。この頃、彼は既にロンドンに住んでいたと思います。それで、今回は、Holger Hiller (Vo, Sampler, Programming, Mandola)の他、後にHillerの妻になるIzumi Kobayashi (Sampler, Programming, Triangle), 前作に引き続きMoritz von Oswald (Drs, Drainpipes, Xylophone)も参加していますが、ゲストにThe AssociatesのBilly MacKenzie (Vo [A1, A3, A5, B5])とKaori Kano (Vo [A4])も参加しています。そして、Mimi Izumi Kobayashi (A2, A5, B1, B5)以外の作曲はHolger Hillerが行っており、作詞は、Die Tödliche DorisのWolfgang Müllerが全曲担当しています。ミックスダウンは、Gareth Jones, Holger Hiller, Mel Jeffersonによって行われ、プロデュースはHolger Hiller自身が行っています。それと、本作品の日本盤が”Hyperprism”と言うタイトルでWaveから出ているのですが、別テイクが収録されており、内容はかなり違う印象とのことです(私は未聴なので、良くは分かりません)。入手して聴き比べてみたいですね。それで、本作品の内容としては、両面とも5曲ずつ収録されています。それでは、各曲について紹介していきましょう。 ★A1 “We Don't Write Anything On Paper Or So” (2:51)は、壮大なスケールで描いた映画音楽のような曲で、恐らく交響楽のようなオーケストラの音をサンプリングして同期させていると思いますが、所々でレジデンツ風のパートや女性Voが流れるように浮かぶ部分もあり、伊福部昭の曲を想起しました。 ★A2 “Tiny Little Cloud” (3:15)は、サンプリングされたダブルBの軽快なリズムと生楽器によるコロコロした室内楽的演奏から成る曲で、フェイクなのに本物っぽいところが凄いです! ★A3 “Whippets” (3:20)も、フェイクなオーケストラによる演奏で、そこに中近東風の女性らしきVo(これがMacKenzieの声?)が声を張り上げて歌っている曲です。 ★A4 “Waltz” (4:11)は、表題通りワルツのリズムで、少しだけオリエンタルな雰囲気のある曲で、透き通るような女性Vo(Kaori Kano)とホーン類の音及び中近東民族音楽の打楽器や笛の音をサンプリングして作られたと思いますが、最早、生楽器との差異が分からないです。 ★A5 “Oben Im Eck” (2:31)は、男女の囁くようなVoから成る、非常にゆったりした曲で、リズムはタンバリン風の簡素なもので、男性Vo(と女性コーラス)が、細々と呟くように歌っています。シャンソン風? ★B1 “Warm Glass” (3:57)は、細やかなチェンバロ風とメロディと強力でヘビーなキックに、逆回転する音やE. Neubautenの曲や低音Bやピアノ等のサンプリングの緻密な組合せから成る曲ですが、ビート感は余りありません。 ★B2 “Die Blätter, Die Blätter...” (3:19)は、ブクブ した水音のイントロから始まり、マーチングドラムに、Hillerの呟くような多重録音されたVoと重いキックから成る曲で、印象は1960-1970年代のTV番組、そう!例えば「ジャングル大帝」とかのイメージです。 ★B3 “Sirtaki” (3:10)は、現代音楽風のイントロから始まり、マリンバの旋律/メロディが主たる曲で、しかもその音も左右にパンされています。時にDrsやVlnも入ってきます。Drsはマーチングドラムのパターンです。 ★B4 “48 (Achtundvierzig) Kissen” (3:13)では、マリンバとホーンと民族音楽風の打楽器と弦楽器に声のようなサンプリング音の組合せの中に、レジデンツ風の男性Voが怪しく呟くように歌っています。 ★B5 “Oben Im Eck (Version)” (2:32)では、最初はドローンで始まり、ゆったりとしたリズムで、サンプリングされたタンバリンやアコギらしき音を伴奏に、男女のVoが呟くように歌っており、そのバックのドローンやチェロ等の伴奏を伴っています。 いゃ〜正直、唸ってしまいました。所謂、ポップミュージックではないのですが、本作品に収められているトラックの曲調は、ちょっと昔の映画音楽のようであり、その壮大さに圧倒されます。ちょっとHolger Hillerのことを舐めてました。彼が何故、このような曲調にしたのか?その真相はよく分かりませんが、それまでの実験テクノポップでも無ければ、骨折ファンクでもなく、非常に上手くサンプラーを使いこなしてします。恐らく、Izumi Kobayshiも影響も大きかったと想像します。サンプラーと言うとコラージュ感が強いかもしれませんが、このアルバムでは、サンプリングされた音は自然に澱みなく流れるように結合されており、そのテクは素晴らしいと一言です。また、映画音楽的な壮大さも特筆すべきですね。もし、映画音楽とかオーケストレーションな曲が好きであれば、是非聴いて観て下さい!マスト・アイテム! https://youtu.be/jYkDFdFNr3s?si=Lrc5kHVF-jOZtKCk #HolgerHiller #ObenImEck #MuteRecords #1986年 #SecondSoloAlbum #NeuDeutscheWelle #GermanNewWave #ExperimentalPop #Sampler #Sampling #Guests #IzumiKobayashi #MoritzVonOswald #BillyMacKenzie #KaoriKano #Lyrics #WolfgangMüller #Wave #Hyperprism #JapanOnly #DifferentVersion
Neue Deutsche Welle (German New Wave) / Experimental Pop Mute Records £16.49Dr K2