黄色い石喰い瑪瑙No5

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石の種類 瑪瑙

礫岩と礫岩の隙間に生成された瑪瑙です。

このタイプは今まで、茨城の県央海岸Bで時々見つかる青黒い物やナチュラルカラーの物だけだと思っていたので、この川で見つかったのは意外です。

石喰い瑪瑙は、黒瑪瑙産地でしか出ないとの考えは修正する必要があるようです。

ただしこの礫岩を取り囲むような、隙間に生成される環境が茨城の複数個所に存在する可能性も出て来た訳です。

川では黒系の瑪瑙や玉髄は一つも見当たらないので、この黄色いのと黒瑪瑙産地の物では生成場所が違うのでしょう。

しかし『白い縁取り』という特徴は同じなのが不思議のようでもあり、また環境が同じでも色違いがあるのは、純粋に玉髄になる熱水に含まれていた元素の成分と割合の違いによるものなのでしょう。

この石喰い瑪瑙が川から発見出来た意味合いは深いものがあります。

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