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『ウルトラマンタロウ / 石川賢』《大都社》
『ウルトラマンタロウ』石川賢/作画、円谷プロ/原作。大都社コミックス。1986年初刷。 「ゲッターロボ」「虚無戦記」「魔獣戦線」などの代表作を持つ漫画家・石川賢先生が、円谷プロの特撮TVドラマ『ウルトラマンタロウ』の漫画化を手掛けた作品です。 "プロボクサーを目指す青年・東光太郎(あずまこうたろう)は突然醜怪な怪物たちに襲われた。子供をかばいながら、怪物と戦い逃げようとする光太郎に、「ウルトラの偉大なる母」は、選ばれた優れた若者として、「ウルトラマンタロウ」の力を与えた。人類を滅亡させようとする怪物たちとの死闘が展開される。" この漫画は、数々の有名作家が手掛けてきた「ウルトラシリーズ」のコミック化とは違い、非常に石川賢先生の独自色が強い作品になってます。 TVドラマとは違って、子供たちは登場しますが、防衛隊や他のウルトラマンは登場せず、「ウルトラの母」ではなく燃え盛る太陽のような姿を持つ「ウルトラの偉大なる母」が登場など、バイオレンス要素の強い作品です。 ある評論に曰く“ウルトラマンの形を借りた「デビルマン」”だそうですが、独自の魅力を発していると思います。 TVドラマ本編よりも先行して、「少年サンデー」連載した作品ですが、個人的に「ウルトラマンタロウ」主題歌は少し影響を受けていると思っています。 #SFコミック #伝奇コミック #石川賢 #ウルトラマンタロウ
書籍 大都社 ブックオフJason1208
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『シン・ウルトラマン ミレニアルブック』《ポプラ社》
『シン・ウルトラマン ミレニアルブック』ポプラ社刊。2022年。ISBN978-4-591-17417-3。A4版。 映画『シン・ウルトラマン』の副読本的なブックレット、とベーターカプセル、防災庁軍手の商品が組になった商品です。 ベーターカプセルは直径約2cm、長さ約16cm。ペンライト機能はボタンを押し続けないと発光しないので、あまり実用性はないかなと。軍手は、家人から「実用的よね~w」と言われました。^^; BOOK-OFFで未開封商品を売っていたので、購入してみました。 #シン・ウルトラマン #ベーターカプセル #SF映画 #防災庁軍手 #ポプラ社 https://youtu.be/jW3lJviA1a8
フィギュア ポプラ社 1550円Jason1208
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『未来からのホットライン』/ 星野之宣《ビッグコミックスペシャル》
『未来からのホットライン』星野之宣/作画、ジェイムズ・P・ホーガン/原作。ビッグコミックスペシャル(小学館)。2013年。ISBN978-4-185315-8。 多数の名作SF漫画を手掛けられた星野之宣先生が、『星を継ぐもの』に続いて、ジェイムズ・P・ホーガンの原作を得て描かれたSF作品です。 "2020年、英国人の物理学者チャールズ・ロスはタウ波を発見。これを利用して、過去にメッセージを送ることに成功した。同じ頃、EUの研究所で、核融合発電という未来的なエネルギー技術が、試運転を開始した。だが、試運転は誰にも予想できない結果をもたらした。異常な高エネルギー粒子が世界中にまき散らされ、それはバグファント(虫+エレファント(象))と名付けられた。異常な速度と貫通力を持つバグファントは止まることなく、世界中であらゆるモノを貫通し、そしてその重量を増やしていく。それはまさに危険極まりないマイクロブラックホールだ。バグファントを消滅させる方法は無く、放置すれば、いずれ地球は成長していくバグファントに呑まれてしまう。 対応策は、試運転の実験の前に動いていたタウ波受信の出来るパソコンに、事態の詳細を送り、実験を中止させるしか方法が無い。バグファントが起こした災害で倒れた祖父、チャールズ・ロスに全権を託されたマードック・ロスは、過去に危機を知らせ、試運転をなんとしても中止させようとする。だが、過去に送られた情報で、人々が行動を変えたら、消えてしまった「過去」を伝える方法は無い。それは親密になっていた恋人アン・パタースンとの関係をもまったく消去してしまう、ということを意味していた。苦悩するマードックが取った方法は……" 原作小説「未来からのホットライン」を読んでないのですが、原作よりもドラマチックに仕上がってるのは確実と思います。チャールズ・ロス博士の飼い猫“シュレディンガー”が良い味を出しています。 #SFコミック #星野之宣 #ジェイムズ・P・ホーガン
書籍 小学館 780円程Jason1208
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鑑定の鉄人Part2 「お宝」発掘の極意 / 北原照久《二見書房》
二見書房サラブックスより発行された『鑑定の鉄人Part2 「お宝」発掘の極意』北原照久/著、新書版カラー/モノクロ248頁。1995年発行、ISBN4-576-95167-Xです。 “ブリキのおもちゃ博物館”館長であり、世界的にも有名なコレクター兼鑑定士である北原照久氏による、TV東京系番組「何でも鑑定団」鑑定士たちによる著書『鑑定の鉄人』の一冊として著した本です。(Part1は中島誠之助氏) 見ての通り、カラー口絵頁には貴重なコレクション画像とそれにまつわるエピソードが満載の楽しめる本となっています。とても真似が出来ないし、真似をするつもりもないですが、どういったものが“お宝”となるか、なぜ“お宝”なのか、どうやったら手に入るか、みたいな考え方の部分は結構面白く、為になったように思います。「個人で手に余るようなモノは、高値ならいっそ手放した方が良い」みたいな哲学も興味深いと思いました。 #北原照久 #レトロ #古物収集 #アート #ノスタルジー
書籍 二見書房 108円Jason1208