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#054 北欧 愛の女神カード
悪魔のカード(#045 悪魔のカード)の作者Vivan Kristinaによって紹介されたカード。24枚セットで北欧神話の女神をモチーフにしておりカード1枚毎に女神が割り当てられている。本の中では北ヨーロッパに古くから伝わっているカードと紹介されている。 カードの意味とスプレッドを紹介した172ページの書籍とセットとなっている。 スプレッドは女神の数と同じ24種類のものが掲載され、「愛の」のタイトル通り恋愛に関する問いに答えるものが大半を占める。 カード裏は上下対象。
永岡書店 93×62×0.34 1980ひろのすけ
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#046 HANSON-ROBERTS TAROT DECK
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の計78枚セット。アメリカのMary Hanson-Robertsによって描かれた。RWSデックをベースにパステル調の優しいタッチで、人物は上半身を中心にカード内に大きめに配置されており、カード下部にタイトルが英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語の5カ国語で表記されている。 キャラメルボックスの紙パッケージで表紙の部分は大きく窓が開けられ、中のカードが見える。現在も販売されているがパッケージカードはRodsのクィーンに変わっている。 カードサイズは小さめで、カード裏は上下対象。
U.S.GAMES SYSTEM 100×61×0.32 1985ひろのすけ
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#045 悪魔のカード
スウェーデンのVivan Kristinaによって作成されたオラクルカード。タロットの大アルカナに相当する大悪魔カード22枚と小アルカナに相当する小悪魔カード56枚、さらに悪魔封じのカード(写真2枚目の下段一番左)1枚の79枚と専用の解説書のセットとなっている。 大悪魔カードにはそれぞれ悪魔の名前が付けられている。6恋魔シトリー、7戦魔マルコシアス、11力魔ガル、13死魔アンドラス等タロットの大アルカナと同じような意味を持ったタイトルのカードも多数あり、タイトルは一見無関係そうでも表す事柄が非常によく似ている。0のカードは存在せず、22亡者エキンムがある。正位置の意味は未熟、再出発、家出、物質主義者、さまよい、ばか者を表しタロットの0愚者とよく似ている。 小悪魔カードは塔、車輪、ほうき、魔女の4つのスートからなり、コートカードは無く全て数札となっている。カード裏は上下対象。
東京スポーツ新聞社 90×61×0.29 1974ひろのすけ
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#042 TAROT OF THE AGES
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の計78枚セット。Mario Garizioによって作られた。大アルカナは、8正義、11力のマルセイユ系の並び。 小アルカナはコートカード以外も絵札でRWSデックのデザインを連想させるものもあるが、独自の解釈で作成された。大アルカナの左下にはヘブライ文字、右下には占星学の惑星と星座のサインが示されている。 大アルカナのデザインはエジプト文明、小アルカナのBATONSはアフリカ、CUPSはアステカ、SWORDSはバイキング、COINSはインドの文明をテーマとしたデザインとなっている。 カード裏は中央に大きな輪、上下に六芒星が描かれて六芒星の中央にヘブライ文字が配置されて、上下非対称のデザイン。
U.S.GAMES SYSTEM 112×61×0.33 アメリカひろのすけ
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#040 BARBARA WALKER TAROT
アメリカの作家Barbara G. Walkerによって作られたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 Barbara G. Walkerはカードに合わせてTHE SECRETS OF THE TAROTという本も書いている。 大アルカナは8が正義で11が力のマルセイユ系の並びだが、小アルカナはすべて絵札になっている。ただし、RWSデックを踏襲したものではなく独自の解釈であり、コートカードもKing,Queen,Prince,Princessとなっている。 こちらのカードは1986年発行でパッケージにはワンドのクイーンが使われている。現在は1魔術師のパッケージのものが再版されている。 デックとしてはサイズは小さく扱いやすい。カード裏は上下対象となっている。
U.S.GAMES SYSTEMS 99×61×0.30 1986ひろのすけ
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#033 CONNOLLY TAROT
大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の計78枚組のデック。Eileen Connollyとその息子Peter Paul Connollyによってデザインされた。基本的にRWSのデザインと並びを踏襲しているが、悪いカードが差し替えられている。13死神が移行(Transition)に、15悪魔が物質主義(Materialism)となっている。 デザインはステンドグラスのように鮮やかで、小アルカナコートカード背景の雲が印象的。 1990年にパッケージカードが14節制の1st Edition(写真の1~3枚目)が発行されている。カード裏は白いマーブル模様で上下非対称。その後、2006年にパッケージカードがソードクィーンの物(写真の4~6枚目)が発行されており、現在はこちらのものを手に入れる事が出来る。 カード裏は黒い幾何学模様に変わり上下対象となっている。両バージョン共にカードデザインは同じだが色合いが微妙に異なり、2006年版は全体的に暗いイメージとなりタイトルの字体も変更されている。 写真7枚目は二つのバージョンを並べた物なのでその色を比較して欲しい。上段が1990年版、下段が2006年版でカードは左から大アルカナの1魔術師、13移行、15物質主義、21世界。 #未分類系 #CONNOLLY
U.S.GAMES SYSTEMS 120×70×0.32 / 120×70×0.30 1990 / 2006ひろのすけ
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#031 GRAND ETTEILLA OU TAROT EGYPTIENS
フランスのB.P.GRIMAUD社から1970年に発売されたデック。占い師であるETTEILLAが1789年に作成したもの。 大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 所有しているパッケージにはGRAND ETTEILLA OU TAROT EGYPTIENSと書かれており、他にもGRAND ETTEILLA EGYPTIAN GYPSIES TAROTと赤字で書かれたパッケージも流通している。赤字パッケージのカードはこちらの写真の物と比べてカードの厚みが薄く、角が丸くなっている。 カードはタロットのエジプト起源説に基づき作成されたもので、通し番号が振られておりタイトル表記はフランス語と英語。占星術の記号等も配置されている。 通番1から21と通番78の大アルカナの内容も他のタロットとは大きく異なり通番1はMALE CONSULTANT、通番16はJUDGMENT等となっている。 小アルカナにあたる通番22から77のデザインはマルセイユ系の様な数札である。 裏模様は上下対称にデザインされている。 #未分類系 #ETTEILLA
B.P.GRIMAUD 123×65×0.50 1970ひろのすけ
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#030 MORGAN-GREER TAROT
アメリカのMORGAN PRESS社から1979年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 MORGAN PRESS社と言えば他にもAQUARIAN TAROTやTHE FANTASY SHOWCASE TAROTが有名。 現在流通しているものは、U.S.GAMES SYSTEMS社の販売となっているが、ここで紹介したものはMORGAN PRESS社から販売された1st Edition。 カードのデザインはRWSにPAUL FOSTER CASEの解釈も取り入れたものとなっている。 裏面は星をあしらった青で上下非対称となっている。 #ウェイト系 #MORGAN-GREER
MORGAN PRESS 121×72×0.36 1979ひろのすけ
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#026 LE GRAND GEOMANCIEN
フランスのB.P.GRIMAUD社から1970年に発売されたデック。 西洋版の易のようなもので、偶数と奇数を表す小さなカード2種類がそれぞれ10枚、偶数と奇数のパターンを表した小さなカード16種(2×2×2×2=16)がそれぞれ4枚、1から12の番号が振られた大きなカード12枚にJUGE、SENTENCE、TEMOIN DROIT、TEMOIN GAUCKEがそれぞれ1枚で、合計100枚のセット #オラクルカード #GEOMANCIEN
B.P.GRIMAUD 123×65×0.30 / 68×55×0.30 1970ひろのすけ
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#021 MINITURE RIDER WAITE TAROT DECK
アメリカのU.S.GAMES SYSTEMS社から1971年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 既に紹介済みのTHE RIDER TAROT DECKの超小型版。 U.S.GAMES SYSTEMS社のRIDER WAITEには最も大きな、ジャイアント版、そして標準サイズのスタンダード版、少し小型のポケット版、そしてここで紹介している最小サイズのミニチュア版と4つのサイズがある。 裏のデザインはスタンダード版と同じになっている。 #ウェイト系 #MINITURE
U.S.GAMES SYSTEMS 74×44×0.31 1971ひろのすけ
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#004 TAROT OF MARSEILLES
フランスのB.P.GRIMAUD社から1973年に発売されたデック。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。最近は様々なタイプのマルセイユ版が復刻発売されているが、当時マルセイユ版と言えばコレであった。 このデックはカードに厚みもあり、表面のコーディングも良く、非常に扱いやすい。カード裏は薄いブルーのチェック柄で上下対象。 #マルセイユ系 #MARSEILLES
B.P.GRIMAUD 123×65×0.50 1973ひろのすけ
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#001 新釈エジプト風タロット
二見書房より1974年に発売された、辛島宣夫氏によるエジプト風デザインのモノクロカード。大アルカナ22枚、小アルカナ56枚の78枚セット。 書籍「タロット占いの秘密」に解説書とともに同梱されていた。大アルカナ、小アルカナ共にウェイトのデックを元にはしているが、人物の向きや構図、持ち物等に違いもある。大アルカナには対応する占星術のサイン(星座)の記号も描きこまれている。自分好みの色に彩色して使用する事が配慮されている。 裏面はスカラベをモチーフにした上下対称のデザインとなっている。 #ウェイト系 #新釈エジプト風タロット
二見書房 101×54×0.35 1974ひろのすけ