No.44 日産 NV400 EV救急車

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 日産は5月18日、「東京消防庁池袋消防署へ納車した日本初のゼロ・エミッション(EV)救急車が稼働を開始した」と発表。
日産の新型EV救急車。欧州で販売されているNV400をベースに架装されている
一方で、新型EV救急車は全く見慣れない顔つき。それもそのはずで、こちらは日本未発売の大型商用バン「NV400」をベースに開発されたものだからだ。
今回の導入は、東京都が推進する「ゼロエミッション東京」の取り組みの一環で、東京消防局に初のゼロ・エミッション(EV)救急車を導入。池袋消防署のデイタイム救急隊で運用される予定という。

当然、日本で売っている車種ではないので、法規対応などが必要になってくるが、こちらはパラメディックで豊富な実績をもつ「オートワークス京都」が救急架装も含めて手がけているという。
車両のポイントとしては、まずはEVであることがあげられる。33kWhと8kWhの2つのリチウムイオンバッテリーを搭載し、日産は「電装機器やエアコンをより長時間作動させることが可能で、停電時や災害時には移動電源としても活用できる」としている。

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