書架の探索
出先で30分ほど時間が空いたので本屋さんへ。 各社の新刊から何からじっくりと探索し、 最後にハヤカワの棚へ向かう。 で、目に留まったこのタイトル。 この瞬間が至福です✨ ビビッと来る(古い^^;)感覚。 グッと視力が上がりズームアップされる(ような気がする)感じ。 手に取って裏のあらすじやあとがきを軽くチェックするも、既に心は決まっている。 通販では決して訪れない出会いです。 #モノとの出会い #なんかスミマセン
2015年刊行(ハヤカワ文庫の初版は2020年)
原題 : A Borrowed Man
図書館の書架に住むE・A・スミスは、推理作家E・A・スミスの複生体(リクローン)である。生前のスミスの脳をスキャンし、その記憶や感情を備えて、図書館に収蔵されているのだ。そのスミスのもとを令嬢コレットが訪れる。父に続き兄を亡くした彼女は、スミスの著作が兄の死の鍵を握っていると考え、スミスを借りだしたのだ。本に込められた謎とは?スミスは事件の調査を始めるが。巨匠ウルフの遺作のSFミステリ。