書架の探偵 / ジーン・ウルフ著 酒井昭伸 訳

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2015年刊行(ハヤカワ文庫の初版は2020年)
原題 : A Borrowed Man
図書館の書架に住むE・A・スミスは、推理作家E・A・スミスの複生体(リクローン)である。生前のスミスの脳をスキャンし、その記憶や感情を備えて、図書館に収蔵されているのだ。そのスミスのもとを令嬢コレットが訪れる。父に続き兄を亡くした彼女は、スミスの著作が兄の死の鍵を握っていると考え、スミスを借りだしたのだ。本に込められた謎とは?スミスは事件の調査を始めるが。巨匠ウルフの遺作のSFミステリ。

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