JSg_104.愛のエピローグ(アマンダのテーマ)

初版 2024/08/20 05:33

ジャケット,裏ジャケット

収録曲,メーカー,レーベル,品番,発売日,定価

A 愛のエピローグ(アマンダのテーマ)(Amanda's Theme)<Wilson-Bogle-Edwards>

B 今宵の君は(The Way You Look Tonight)<J.Kern-D.Fields>

  1. キング U.A. CM-95(S) 1977.11.21 ¥600

※ 発売日は、総目録1978/79年版による。

総目録掲載期間

1978/79年版〜1979/80年版。

レーベル

US盤(参考:タイトルが同じだが別曲)

USSG_63
U.A. XW1100(1977)
A Walk Don't Run '77
B Amanda's Theme(Haunting Memories)

 このUS盤シングルは、A面が「Walk Don't Run '77」となっており、同曲が日本では
「ピース・パイプ」のB面として発売されたため(JSg_92 : CM-69 : 1977.08.21)、
そこのページで一度取り上げている。
 B面は「Amanda's Theme」が正式タイトルとなっているが、国内盤の「愛のエピローグ
(アマンダのテーマ)」とは、全くの別曲である。
日本では「Amanda's Theme(Haunting Memiries)」は発売されず、アメリカでは
「愛のエピローグ(アマンダのテーマ)」が発売されなかったが、両国のカタログを
俯瞰していたファンは、混乱することになった。
何故このようなことになったのか、私には詳しい事情は判らない。

コメント

 両面とも国内初出となる。「愛のエピローグ(アマンダのテーマ)」は新録音で、
ベンチャーズのオリンジナル曲だが、有馬三恵子が作詩し、ローレン中野の
ヴォーカル・バージョンも同時発売された。(King : GK-147 : 1977.11.21)

 「今宵の君は」は周知のスタンダード・ナンバーで、映画「有頂天時代」でフレッド・アステアが
歌ったのが最初(アメリカでの公開は1936年)。
その後フランク・シナトラ,トニー・ベネット,ビング・クロスビー,ビリー・ホリデイといった
錚々たる顔ぶれがカバー・バージョンを発表している。
ベンチャーズがこの曲を取り上げたきっかけは、
レターメンによるカバーが1961年にそこそこヒットしたことによるものらしい。
レターメンとしてのキャピトルからの再デビュー・ソングで、国内でも東芝からシングルが
発売されていた。(7P-237 : 1962年2月新譜)
ベンチャーズ版のレコーディングも1961年頃のものということで、聴かれるサウンドも
「カラーフル・ベンチャーズ」のようなそれだ。

 演奏を聴いていると、リード・ギターは両曲ともボブが弾いているように思うが、
これはあくまでも推測。

2つの「アマンダのテーマ」のその後

 CD時代に入り、USではこの2つの「アマンダのテーマ」を同時に収録したアルバムが
発売されており、そこでは

「愛のエピローグ(アマンダのテーマ)」⇒ Amanda's Theme
「Amanda's Theme(Haunting Memories)」⇒ Haunting Memories

として区別され、やっと整理された。

※「愛のエピローグ(アマンダのテーマ)」(ローレン中野バージョン)

https://www.youtube.com/watch?v=DO7mep6wJHY

ローレン中野 愛のエピローグ - YouTube

ベンチャーズ作曲ローレン中野「愛のエピローグ」

https://www.youtube.com/watch?v=DO7mep6wJHY

※「Amanda's Theme(Haunting Memories)」

https://www.youtube.com/watch?v=JafSLcMzmBU

15. Amanda's Theme (Haunting Memories) {Album The Ventures 1961} - YouTube

The Ventures 196101. The Shuck (02:13)02. Detour (01:20)03. Ram-Bunk-Shush (01:41)04. Hawaiian War Chant (02:02)05. Perfidia (02:02)06. Harlem Nocturne (03...

https://www.youtube.com/watch?v=JafSLcMzmBU

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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