JLP_107.ベンチャーズ・オン・ステージ(THE VENTURES ON STAGE)
初版 2024/07/12 06:08
ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,定価
- ベンチャーズ・オン・ステージ キング U.A. GP-502(S) 1977.07.01 ¥2,500
※ 発売日は総目録1978/79年版による。
総目録掲載期間
1979/80年版〜1982年版。
裏ジャケット
インサート
レーベル
ソング・オーダー
Side-A
- ワイプ・アウト(Wipe Out)<The Surfaris>
- 星への旅路(Journey To The Stars)<Taylor-Wilson-Edwards-Bogle>
- 10番街の殺人(Slaughter On 10th Avenue)<Richard Rodgers>
- キャラヴァン(Caravan)<Ellington-Mills-Tizol>
Side-B
- ペダル・プツシヤー(Pedal Pusher)<Wilson-Bogle-Edwards>
- アパッチ'65(Apache '65)<Jerry Lordan>
- バンブル・ビー(Bumble Bee)<Arr.Wilson-Bogle-Edwards>
- ドライヴィング・ギター(Driving Guitars)<Wilson-Bogle-Edwards>
- メドレー(Medley)
急がば廻れ(ウォーク・ドント・ラン)(Walk Don't Run)<J.Smith>
パーフィディア(Perfidia)<Dominiquez>
木の葉の子守唄(Lullaby Of The Leaves)<Petkere-Young> - イエロー・ジャケット(Yellow Jacket)<Wilson-Bogle-Edwards>
US盤
USLP_18
THE VENTURES ON STAGE
Dolton BLP-2035(M) 1965.06
Dolton BST-8035(S) 1965.06
ソング・オーダーは国内盤と同じ。
コメント
オリジナル US盤は 1965年6月に出たが、日本では発売が見送られていた。
当時国内では「ベンチャーズ・イン・ジャパン」(JLP_16 : LP-7270 : 1965年8月新譜)が
爆発的にヒットしており、同種のアルバムは不要と判断されたものと思う。
ジャケットによれば、SIDE-A が日本録音,B-1,2&3 が UK録音 ,B-4,5&6 が US録音
と書かれているが、これは事実ではなく、総て観客のいないスタジオ・ライブ録音に
歓声等を加えた似非ライヴだ。
確かにA面からは、お馴染みのビン・コンセプションのMCが聞かれ、
これは間違いなく1965年1月公演のものだと思う。
が、収録されている演奏は総て LP-7270 とは別物である。
(そもそも「星への旅路」は1965年1月公演では演奏されていない)
キングに移ってからの第1弾として、アルバムの全容が国内発売されたのだが、
全曲国内初出というわけではない。
●「星への旅路」「キャラヴァン」「ペダル・プッシヤー」
コンパクト盤(JEP_11 : LP-4116 : 1966.01.15)として発売されていた。
(そこではA2 がアメリカでの録音と書かれていた)
また、「ペダル・プッシヤー」は「ベンチャーズ大辞典」
(JLP_91 : LLS-67032/34 : 75.6.5)にも収録されていた。
●「10番街の殺人」
通販専用の「デラックス・イン・ゴーゴー・ビート」(LKB-003 : 1970.05)
に収録されていた。
この通販レコードの発行は国文社だが、レコードは東芝音工が製作している。
この時点で、東芝が「ベンチャーズ・オン・ステージ」の音源を所有していたことは明らかだ。
(何故このようなレコードに収録したのかは判らないが)
CD時代になってからは、たくさんの音源が発掘されており、ベンチャーズも、
いわゆる「レア・トラックス」ものがたくさん発売されている。その中の
「THE VENTURES in the vaults Volume 4」(ACE Records : CDCHD-1176 : 2007)
「THE VENTURES in the vaults Volume 5」(ACE Records : CDCHD-1407 : 2014)
には、この「ベンチャーズ・オン・ステージ」の全トラックの、
MCや歓声をオーバー・ダブする前のオリジナル・テイクが収録されている。
(しかも未発表だった「Memphis」というおまけ付きで)
このCD解説によると、録音は1965年3月にハリウッドのウェスタン・スタジオで行われたとのこと。
1965年3月ということは、1965年1月の日本公演の2ヶ月後ということであり、別録音とは言え、
演奏がよく似ているのも納得できる。
(これらのCDは、P-VINE から国内盤としても発売されている)
とまぁ、色々と人騒がせなレコードであるが、
演奏は間違いなく1965年当時のスタジオ・ライブであり、
貴重な記録であることは間違いない。
chirolin_band
国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。
2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。
今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。
ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。
https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2
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