JLP_93.ハリウッド(ユーヤ・ミーツ・ザ・ベンチャーズ)(Hollywood<Yuya Meets The Ventures>)

初版 2024/05/14 05:07

ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM

  1. ハリウッド(ユーヤ・ミーツ・ザ・ベンチャーズ) 
       東芝EMI Liberty LLS-80302(S) 1975.10.20 (I) ¥2,500

 ※ 発売日は、総目録1976/77年版による。
   帯は、ジャケット全体に覆い被すようなスタイルになっている。

総目録掲載期間

1976/1977年版のみ。

裏ジャケット

帯付き

内ジャケ

ライナー

レーベル

ソング・オーダー

SIde-A
  1. ルシール(Lucille)<A.Collins-R.Penniman>
  2. レディー・テディー(Ready Teddy)<R.Blackwell-J.Marascalco>
  3. 聖者の行進(When The Saints Go Marching In)<Trad.Arr by The Ventures>
  4. ダイアナ(Diana)<Paul Anka>
  5. ダンス・オール・ナイト(Dance All Night)<Bogle-Wilson-Kary>
  6. ロンサム・タウン(Lonesome Town)<B.Knight>
SIde-B
  1. グッドバイ・ロックン・ロール(Goodbye Rock'N' Roll)<Bogle-Wilson-Kary>
  2. ハウンド・ドッグ(Hound Dog)<J.Leiber-M.Stoller>
  3. 10番街殺人(A Slaughter On 10th Avenue)<R.Rodgers>
  4. リップ・イット・アップ(Rip It Up)<J.Marascalca-R.A.Blackwell>
  5. ジョニー・B・グッド(Johnny B.Goode)<Chuck Berry>
  6. リンダ・ルー(Linda Lu)<Ray Sharpe>
  7. ザ・ベンチャーズ・ソング(The Ventures' Song)<Bogle-Wilson-Kary>

US盤

なし。

コメント

 これも日本で企画されたレコードだが、US ユナイト社との共同製作となっている。
両者のスケジュールや専属レコード会社の問題などで一度は頓挫しそうになったが、
最終的には内田裕也が自費でロスに乗り込み、レコーディングが行われたと言う。
(レコーディング・データは 75年4月~7月 で、国内のスタジオも使われているようだ)

 ロックン・ロールの古典的作品のオン・パレードで、アレンジは内田裕也とベンチャーズが
共同で行っている。内田裕也は全力投球で勝負、ベンチャーズもロックン・ロール・バンドとしての
プレイを聴かせてくれる。

 「ダイアナ」などは、いかにも日本のロカビリー歌手という感じだ。
「ルシール」と「ロンサム・タウン」 は、ベンチャーズ自身も初期にレコーディングしていた曲。
「ロンサム・タウン」のようなスロー・バラードでは、ヴォーカルの音程の不安定さが
気になる。
「リンダ・ルー」は「ボビー・ヴィー・ミーツ・ザ・ベンチャーズ」でも取り上げられて
いたが、このアルバムはこの時点では国内未発売。

 「10番街の殺人」はベンチャーズのオリジナル録音で、内田裕也の配慮で挿入されたと言うが、
必要性があったのかどうか……
「ザ・ベンチャーズ・ソング」はオリジナルとのことだが、「朝日のあたる家」にそっくりの
メロディーをバックに、ベンチャーズの簡単なヒストリーが内田裕也によって語られる。

 このアルバムでのオリジナル曲のクレジットは総て <Bogle-Wilson-Kary> となっており、
リーシャ(Leicha Kary)の名前が見られるが、録音にもヴォーカルで参加している。

 スナップ写真を見ると、ジョー山中氏の姿が確認出来る。1960年代に、内田裕也の結成した
フラワー・トラベリン・バンドに参加するなど所縁のある人で、このアルバムでもコーラス
等に参加しているようだ。

「ルシール」は、後に内田のヴォーカルをノーキーのギターに差し替えたバージョンが発売される。
(JLP_115 : GXC-9001/02 : 1978.11.05)
また、このアルバム全体のヴォーカルをノーキーのギターに差し替えたバージョンが
カセット・テープとして発売されたようだが(King : K30W-4007)、これは未聴。
「ジョニー・B・グッド」はキング・ファミリー・クラブからの通販レコード
「ベンチャーズ大全集(5枚組)」(FRP-3 : 1981)に収録されている。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

Default