コラム1 LBY,SLBY規格盤について
初版 2023/01/18 06:03
改訂 2023/01/18 06:03
LBY,SLBY規格盤について
カテゴリー表記
初期のLBY規格の裏ジャケットには、そのレコードのカテゴリーが表記されている。それをひとまとめにしたのが、下の画像。
ロック、ツイスト、ヒット曲、マッシュ・ポテト、ギターとすべてバラバラになっている。(SLBY規格のステレオ盤は、カテゴリー表記はないようだ) これが意図的だったのか、思い付きで付けた結果なのかよく判らないので、ベンチャーズ以外のLBY盤も調べてみた。
LBY-1014,1031,1044 ボビー・ヴィー
LBY-1030 ロイ・ランハム
SLBY-1061 ジャック・コスタンゾと楽団
ボビー・ヴィーの3枚はすべて「ヒット・ソング」となっており、
さすがに同じアーティストはまとめられているようだ。
ベンチャーズのような編成のグループも珍しかったし、売り方も試行錯誤だったのかもしれない。
(カテゴリー表記はリバティ盤だけではなく、エンジェルやキャピトル等の他のレーベルにもある)
ステレオとモノの同時発売
1960年代初期は、同じレコードがモノラルとステレオの両建てで発売される、という形態が良く見られた。リバティ・レーベルもそうなっていて、LBY盤とSLBY盤の番号は共通となっていた。例えば第1回発売の「エキゾティック・サウンド・オブ・ハワイ」(マーティン・デニー)は、ステレオがSLBY-1001,モノがLBY-1001だった。
一方、モノのみとかステレオのみといった発売もあったわけで、その場合は相方の番号が欠番となっている。ベンチャーズはすべてこのタイプで、例えば「カラーフル・ヴェンチャーズ」はLBY-1007のモノ盤だけ、SLBY-1007という品番は存在しない。
LBY盤やSLBY盤の帯
私は所有していないが、ベンチャーズのSLBY盤の帯なども一部発見されているようで、
写真が掲載されている雑誌もある。
ベンチャーズ以外でSLBY帯付きが、自分の手持ちの中では1枚だけあった。
ジャック・コスタンゾと楽団によるもので、1963年8月新譜。
ジャケットの感じは、ステレオ・ロゴを別とすれば「レッツ・ゴー」(SLBY-1071)に近い。
が、「レッツ・ゴー」の帯はまた種類が違うようなので、ダンス・パーティ(SLBY-1043)あたりは
こんな帯が巻かれていたのだろうか?(勝手な想像に過ぎません)
尚、画像の帯は巻かれてはおらず、裏面のない紙片状になっている。
chirolin_band
国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。
2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。
今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。
ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。
https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2
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