JLP_81.ウォーク・ドント・ラン'59(WALK DON'T RUN)

初版 2024/03/12 05:43

ジャケット(帯なし/帯付)
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  1. ウォーク・ドント・ラン'59 東芝 Liberty LLP-80761(S/E) 1973.04.20 (H) ¥2,000 3C

総目録掲載期間

1974年版〜1976/77年版。

裏ジャケット

レーベル

ソング・オーダー

Side-A
  1. モルゲン(Morgen)<Sherman-Mosser>
  2. ロウンチー(Raunchy)<Manker-Justis,Jr.>
  3. ホーム(Home)<Van Steeden-H.Clarkson-J.Clarkson>
  4. マイ・オウン・トルー・ラヴ(タラのテーマ)(My Own True Love(Tara's Theme))
     <David Steiner>
  5. ザ・スウィッチ(The Switch)<Wilson-Bogle-Johnson-Edwards>
  6. ウォーク・ドント・ラン(Walk Don't Run)<J.Smith>
Side-B
  1. ナイト・トレイン(Night Train)<Forrest-Simpkins-Washington>
  2. ノー・トレスパッシング(No Tresspassing)<Wilson-Bogle-Johnson-Edwards>
  3. キャラバン(Caravan)<Ellington-Tizol-Mills>
  4. スリープ・ウォーク(Sleep Walk)<S.Farina-J.Farina-A.Farina>
  5. ザ・マッコイ(The McCoy)<Bogle-Wilson>
  6. ホンキー・トンク(Honkey Tonk)<Doggett-Shephard-Scott>

US盤

ジャケット

※ モノラル盤のBLP-2003。品番が縦書きになっている。

※ ステレオ盤(BST-8003)の品番は横書きだが、通常印刷と白抜き印刷がある。

裏ジャケット

※ 良く目にする裏ジャケは、メンバー写真が線画となっている。

※ 希に元となる写真が印刷されているものがある。
  ステレオ盤とモノ盤の違いというわけではなく、初期か後期かということでもなさそうで、
  正直なところよく判らない。

レーベル

※ モノとステレオ、時代の変遷に伴ってバリエーションも多い。
  ここにはないが、Liberty レーベル盤もあるはず。

ジャケ違いの再発盤

※ 手持ちのこのジャケットには、U.A.レーベルの盤(品番はLST-8003)が入っていた。

USLP_1
WALK DON'T RUN

Dolton BLP-2003(M) 1960.11.04
Dolton BST-8003(S)  1960.11.04
Liberty LST-8003(S)  1970?

ソング・オーダー

国内盤(LLP-80761)と同じ。

コメント

 1973年から1974年にかけて、「ベンチャーズ・ロックン・ロール・シリーズ」と銘打ち、
US盤通りの編成で13タイトルのアルバムが順次発売された。
その第1弾がこれで、1960年に発売されたUSでのデビューLPで、国内発売はこれが初となる。

 但しタイトルの「ウォーク・ドント・ラン'59」というのは意味不明。US 発売は 60年11月であり、
1959年に発売されたレコードというのは「The Real McCoy/Cookies & Coke」(Blue Horizon 100)
のデビュー・シングルと、ドン・ウィルソン名義や変名と言われているシングル3枚のみ
(同、6051/6053/6054)であるが、これは当アルバムとは直接関係ない。

 「ホーム」は日本ビクター盤の「ウォーク・ドント・ラン」
(JSg_1 : RANK-1075 : 1960.10.05)のB面として発売されていただけで、
東芝からはこれが初出となる。
また、「マイ・オウン・トルー・ラヴ」,「ノー・トレスパッシング」,「キャラバン」
(ボブがリード・ギターを弾いた1回目の録音)は国内初出となる。

 録音は2トラックで行われたようで、左がリズム・ギターとドラムス、
右がリード・ギターとベースという配置が基本となっている。
「ザ・マッコイ」はボブとドンが交互にリードをとるという構成だが、ドンのプレイは左から、
ボブのプレイは右から聞こえる。これを考えると、リードが右とか言うのではなく、
左がドン、右がボブということなのかとも思えて来る。そうすると、全編リードが左から
聞こえる「マイ・オウン・トルー・ラヴ」は、ドンがリード・ギターを弾いている
可能性もありそうだ。

 「ノー・トレスパッシング」では、3本目のギターがセンターから聞こえる。
「ザ・マッコイ」の手拍子(?)もセンターから聞こえるので、
3トラック・レコーダーも使われているのかもしれない。

 「ホーム」と「急がば廻れ」は疑似ステレオだが、単純に高域成分と低域成分とに分ける
といった手法ではなく、音像は中央に定位し、レフト方向に残響が尾を引くような感じになっている。

 アルバムとしての収録時間は短いが、その分、盤面をたっぷりと使ってカッティングされて
いるため、音圧は高い。

 「マイ・オウン・トルー・ラヴ」と「ノー・トレスパッシング」 は、
このアルバムのみの収録。
「ナイト・トレイン」(1回目の録音)のステレオ・バージョンはこれが初出。

 ジャケット写真のモデルはまぁいいとしても、楽器を持って写っているのはベンチャーズのメンバー
ではなく、リバティのオフィスで働いていた人間らしい。

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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