JLP_46.アンダーグラウンド・ファイアー　（UNDERGROUND FIRE）

ジャケット（帯なし／帯付）
タイトル，レーベル，品番，発売日，初版ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ，定価，初版PM

1. アンダーグラウンド・ファイアー　東芝　Liberty　LP-8600(S)　1969.03.10　(H) ¥2,000　9B

※赤盤あり

総目録掲載期間

1970年版〜1972年版。

裏ジャケット

レーベル

ソング・オーダー

Side-A

1. ファイアー（Fire）<Brown-Crane>
2. ワイルドでいこう（Born To Be Wild）<Mars Bontire>
3. サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ（Sunshine Of Your Love）<Bruce-Brown-Clapton>
4. ザ・ウェイト（The Weight）<J.R.Robertson>
5. ハートに火をつけて（Light My Fire）<Morrison-Krieger-Densmore-Manzarek>
6. ダウン・オン・ミー（Down On Me）<J.Joplin>

Side-B

1. アンダーグラウンド・ファイアー（Underground Fire）<Bogle-Taylor-Wilde-Mcgee>
2. Ｅ・マイナーの残り火（Embers In E Minor）<Bogle-Taylor-Wilde-Mcgee>
3. 草原の海（Sea Of Grass）<Bogle-Taylor-Wilde-Mcgee>
4. ハイアー・ザン・ゾウ（Higher Than Thou）<Bogle-Taylor-Wilde-Mcgee>
5. アップ・アップ・アンド・ダウン（Up,Up And Down）<Bogle-Taylor-Wilde-Mcgee>
6. 田舎者のカチカチ頭（Country Funk And The Canned Head）<Bogle-Taylor-Wilde-Mcgee>

ＵＳ盤

USLP_39
UNDERGROUND FIRE
Liberty LST-8059 1969.0

ソング・オーダー

Side-A

1. Underground FIre
2. Embers In E Minor
3. Sea Of Grass
4. Higher Than Thou
5. Up,Up,And Down
6. Country Funk & The Canned Head

Side-B

1. Born To Be Wild
2. Sunshine Of Your Love
3. The Weght
4. Light My Fire
5. Down On Me
6. Fire

コメント

　サンディ・リーがグループを抜け、再び４人編成に戻っての作品。当時の「ニュー・ロック」，「アート・ロック」などと呼ばれていたサウンドを取り上げたアルバム。片面はステッペンウルフ、クリーム、ドアーズ等のカバー曲、もう一方の面は総てオリジナル曲となっている。ＵＳオリジナル盤ではＡ面がオリジナル曲で占められており、こちらをメインに据えた意欲作だった。国内盤はＡ／Ｂ面が逆になっているので、印象はかなり変わる。

　ちなみにこのアルバムではオリジナル曲のクレジットが(Bogle-Taylor-Wilde-McGee)となっていることから、LP-8600のライナーではドンがグループを抜けた可能性が示唆されている。(Christian) Wildeなる人物、前作の「ベンチャーズ・トゥデイ」のＵＳ盤でライナーを書いたり、曲も提供していた。が、ＣＤの HISTORY BOX では クレジットが Wilson に改められており、ドン・ウィルソン自身の変名である可能性が高い。

　サウンドとしては前作（ベンチャーズ・トゥデイ）よりもロック色が強まっており、これまた聴き応えのあるアルバムである。メルも一番好きなアルバムのひとつに挙げていた。ジェリーは前作でモズライトを弾いていたが、ここではギブソン（335）及びフェンダー（テレキャスター）を使い分けているようだ。

　「ファイアー」と「ワイルドでいこう」 は、シングルが同時発売。（JSg_50 : LR-2202 : 69.3.10）

　残念ながらセールスは好調とは言えなかったようで、このアルバムもＣＤになるまで再発売されなかった。

　A3,A4,A6 と B面の総て（国内盤基準）は、このアルバムにしか収録されていない。