JSg_20.蜜の味
初版 2023/07/11 05:18
ジャケット,裏ジャケット
※ この時代のステージ写真を見ると、アンプに角度を付けるためにブロック材や折りたたみのパイプ椅子を使用しているのをよく見かける。楽器もギター系は直接アンプにシールドされているだけで、エフェクターの類いは見当たらない。ドラムスもハイハットとシンバルが一挺のみ。これ以上削りようがないというシンプルな構成だったことが判る。
収録曲,メーカー,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM
A 蜜の味(A Taste Of Honey)<Scott-Marlow>
B ビートでOK(No Matter What Shape(Your Stomach's In))<Granville Sacha Burland>
- 東芝 Liberty LR-1480(M) 1966.03.05 (G) ¥370 B6
※ 赤盤あり。
総目録掲載期間
1967年版〜1976/77年版。
レーベル
コメント
日本独自のシングルで、AB面ともこれが国内初出となる。「蜜の味」は、ティファナ・ブラスのアレンジをベースとしている。当時、バンドでドラムスを担当していたT君は、「ベンチャーズ盤のレコードからは、バス・ドラムのアクションの音(バネのきしみのような音)が聞こえる」と言っていた。彼が遊びに来た時にステレオ・バージョンのコンパクト盤をかけて確認したところ、バス・ドラムのソロのところで、確かに聞こえているのが判った。当時は、スピーカーの真ん前に対峙するように座って聞いていたし、集中力も今より高かったのかもしれない。また、当時の再生装置(決して高級機ではなかったが)でも、そういうことが聞き取れていたわけだ。
「ビートでOK」はもともとはアメリカの胃腸薬「アルカセルツァー」のコマーシャル・ソングで、ヒット・チャートに送り込んだのはT・ボーンズだった。このT・ボーンズ盤、レーベルが Liberty 、プロデューサーも「ジョー・サラシーノ」ということで、ベンチャーズ盤と同じ。両者のレコードはとてもよく似ている。ベンチャーズ盤では、最後のオルガンが見事に走ってしまっているのが面白い。本来、こういうところで素人とプロの違いが判るものなのだが……
このシングルより、ジャケット上の Liberty ロゴ・マークが「ボックス・リバティ」に変更された。
※「アルカ・セルツァー」のCM
https://www.youtube.com/watch?v=5NIU7k4C3Y0
※T・ボーンズ盤
https://www.youtube.com/watch?v=thobjyBX1lE
※ベンチャーズ盤
chirolin_band
国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。
2024.07.08 テイチク・レコードを追加しました。
今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。
ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。
https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2
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