JLP_31.ベンチャーズ'67（GUITAR BREAKOUT!）

ジャケット（帯なし／帯付）
タイトル，レーベル，品番，発売日，初版ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ，定価，初版PM

1. ベンチャーズ'67　東芝　Liberty　LP-8111(S)　1967.04.15　(H) ¥2,000　7C

総目録掲載期間

1968年版〜1970年版

裏ジャケット

レーベル

ソング・オーダー

Side-A

1. 暁の空中戦（Snoopy vs. The The Red Baron）<H.Holler-P.Gernald>
2. 太陽の街（Mod East）<Bogle-Edwards-Taylor-Wilson>
3. アイム・ア・ビリーヴァー（I'm A Believer）<N.Diamond>
4. 気まぐれギター（Guitar Freakout）<Bogle-Edwards-Taylor-Wilson>
5. ペイパー・エアプレーン（Paper Airplane）<Bogle-Edwards-Taylor-Wilson>
6. ワイルド・エンジェルのテーマ（Theme From "The Wild Angels"）<M.Curb>
7. ワイルドで行こう（Fuzzy And Wild）<Bogle-Edwards-Taylor-Wilson>

Side-B

1. ワック・ワック・ソング（Wack Wack）<Hysear-Walker-Young>
2. 宇宙のロマンス（High And Dry）<Bogle-Edwards-Taylor-Wilson>
3. シャドウ・オブ・ラブ（Standing In The Shadows Of Love）<Holland-Dozier-Holland>
4. 93ヤード（Off In The 93rds.）<Bogle-Edwards-Taylor-Wilson>
5. 高いお山で（Cookout Freakout On Lookout Mountain）<G.Campbell>
6. グッド・シング（Good Thing）<T.Malcher-M.Lindsay>

ＵＳ盤

USLP_32
GUITAR FREAKOUT
REVOLVING SOUNDS
Dolton BLP-2050(M) 1967.02
Dolton BST-8050(S) 1967.02

※ REVOLVING SOUNDSは1970年頃に発売された
　タイトルとジャケットを変えた新装盤（品番は変わらず）。未所有。

Side-A

1. Good Thing
2. High And Dry
3. Standing In The Shadows Of Love
4. Off In The 93rds
5. Cookout Freakout Of Lookout Mountain
6. Wack Wack

Side-B

1. Mod East
2. I'm A Believer
3. Guitar Freakout
4. Snoopy vs. The Red Baron
5. Paper Airplane
6. Theme From "The Wild Angels"

コメント

　ＵＳ盤のＡ／Ｂ面を逆にし、曲順も大幅に変更されている。初めて聴いた頃は、「ベンチャーズ'67」というタイトルで、ロイヤル・ガードメンやモンキーズの当時のヒット曲を中心に添えたアルバムと思っていた。ずっと後になってＵＳ盤を聴いてイメージが随分変わった。ロイヤル・ガードメンやモンキーズのカバーは、このアルバムにとってさして重要ではなく、むしろ次の「スーパー・サイケデリック」に続くサウンド創りが重要だったことが判った。ジャケット・デザインもまるで違っていた。
　アルバムにとってソング・オーダーは重要で、これが組み替えられると印象はかなり変わる。そのことを意識させられた一枚だった。

　オリジナル・タイトルは "Guitar Freakout!" だが、国内盤の英題は "Guitar Breakout!" 。ジャケットやレーベル，背文字までそうなっているのだから、偶発的なミスではなく、意図的なものと思う。（その意図はよく判らないが）

　「シャドウ・オブ・ラブ」のオリジナルはフォー・トップス、「ワック・ワック・ソング」のオリジナルはヤング・ホールト・トリオ（ラムゼイ・ルイス・トリオ盤もあり）。キャリアの最初期にはジャズ系の楽曲も演奏していたが、この時代には珍しい選曲と言えそう。　

　「ワイルドで行こう」（JSg_32 : LR-1632 : 67.01.05）「太陽の街」「ワック・ワック・ソング（JSg_34 : LR-1668 : 67.03.15）」はシングルが先行発売されていた。　A5,A6,B2,B3,B4,B5,B6 （国内盤基準）は、このアルバムにしか収録されおらず、また、アルバムとしての再発もなかった。