EF61 11(青色・シールドビーム・PS22)

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EF61は、山陽本線電化に伴う旅客列車用としてEF60 1次型をベースに暖房用蒸気発生装置を搭載した新形式として1961年に18両製作されました。EF60 1次型と同様に駆動方式はクイル式で、蒸気発生装置と水タンクを搭載したために車体長が1,600mm長くなり、側面明かり窓とエアーフィルターの形状が大きく変わりました。1968年10月に全機広島区に移り、東海道・山陽本線の急行荷物列車に活躍しましたが、1984年に全機廃車となりました。
当初は茶色で登場しましたが、後に他の機関車と同様青色に塗り替えられました。また末期には一部の機関車が下枠交差型のPS22パンタグラフへ交換され、ヘッドライトもシールドビーム2灯化されています。

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