- revenue stamps Museum
- 12F 戦後目的別印紙
- 取引高税印紙 無目打 低額面十二種
取引高税印紙 無目打 低額面十二種
取引高税とは取引にその取引金額の1%が課税された税金である。100円未満の取引では消印した印紙を商品とともに手渡し、100円以上のものは領収書にこの印紙が貼付・消印された上で渡されたという。
納税の際の煩雑さや、100円以上のものは印紙税も課税されるために二重課税となるなど民間では悪税と言われ僅か1年で廃止された。
その後、1949年5月1日に施行された大蔵省告示第254号を以て取引高税印紙の三円以上の券種は収入印紙に転用された。現在に至るまで廃止の法律は出されていないことから、現在も三円以上のものは収入印紙として使える。
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低額面は平版印刷で目打もない。さらには明治型白紙収入印紙以来初めて透しも入れられなかった。ただし着色繊維は入れられている(画像二枚目)。
銭位のものは刷色が緑、円位一桁のものは赤、円位二桁のものは青色が使われている。1の付く額面は円の中に額面、2の付く額面はハート型の中に額面、3の付く額面は逆三角の中に額面、5の付く額面のものは四角形に近い八角形の中に額面が入れられており数字によってデザインが異なっている。
第一次昭和収入印紙と発行日が同じである。
全て手に入れやすい。
なお、私製目打が入ったものも存在する。