ぼくは航空管制官3 ぼくは航空管制官3 香港啓徳國際機場 (香港カイタックエアポート)

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ぼくは航空管制官シリーズで、初となる日本国外の空港を舞台とした作品。
舞台はかつての香港の玄関口であった空港、啓徳空港。
啓徳空港は現在は存在しない空港であるため、ゲームの舞台は1980年代頃となる。
この空港は新空港である香港国際空港が1998年に開港するまで存在した。
九龍のビクトリア・ハーバーに突き出すように設置された1本の滑走路(13/31)があり、滑走路のすぐ北側は山地である。
そのため、当空港の滑走路13を目指す航空機は、滑走路に対して斜め方向から進入し、空港直前で滑走路に向けて大きく右旋回して着陸を行う。この時の右旋回を香港カーブと呼び、空港北側の市街地を低空でかすめるようにして飛行していくというものであった。
このシーンは、香港の街の瞬間を印象づける一コマとして、よくテレビドラマや映画などで登場していた。
このような事情から、啓徳空港は今もなお航空ファンに根強い人気を誇り伝説の空港と称される。
啓徳空港は、その発着便数の多さに対して、手狭な空港である。1本しかない滑走路に対して多数の航空機が押し寄せるほか、滑走路と並行する誘導路も1本しかない上、風向きが急激に変化し使用滑走路が変わると、航空機は滑走路を使って方向転換しなければならない。
さらに、空港ターミナルビルには7基のボーディング・ブリッジしかなく、旅客をターミナルへ降ろしたら、次々と押し寄せる次の到着便のために、開けておく必要がある。
旅客を降ろした航空機を空港内の他の場所へ移動する必要があり一息つく暇もないのだ。
出発機、到着機に加え回送する空港内移動機が、狭い空港内にあふれ、これも整理して行く。
当ゲームは、ぼくは航空管制官3の中でも大阪パラレルコンタクトと並んで難易度が高いとされている。
舞台が1980年代ということで、キャセイパシフィック航空の旧塗装であるグリーンストライプ、全日本空輸のモヒカン塗装で登場し、現在のトリトンカラーも登場し機体ロゴも現在のANAではなく、全日空になっている(1982年より現在のトリトンカラーが登場した)など芸が細かく、旧塗装の機材も多数登場する。
ステージは様々な時刻および気象条件が用意されており、雲海が広がる雨の光景、世界三大夜景100万ドルの夜景と言われる香港の夜景も再現されている。
最終ステージの日時は1998年7月5日で、啓徳空港の最終運用日である。
なお、初回限定版には特典として、空港やコックピットの貴重な音源を収録したオーディオCDのInternational Airportが付属。

登場航空会社
・キャセイパシフィック航空🇭🇰
・香港ドラゴン航空🇭🇰
・エアホンコン🇭🇰
・中国東方航空🇨🇳
・エバー航空🇹🇼
・ガルーダ・インドネシア航空🇮🇩
・エールフランス航空🇫🇷
・ノースウエスト航空(現・デルタ航空)🇺🇸
・JALグループ🇯🇵
・ANAグループ🇯🇵

https://youtu.be/Ys5QhcwX0hs

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