SIG P226.

MFG by MARUI.

シグアームズ社の傑作セミオートマチックハンドガンのP226。

米軍全軍に採用されるトライアルでは、様々な理由を付けられてベレッタM92Fとの一騎討ちに敗北したP226。

だが、M92Fに対して特に劣る点の無かったシグP226が何故不採用となったかについては、今まで色々と言われてきたが、結局はベレッタM92Fに有るデコッキングレバー兼セーフティレバーが、シグP226には着いていなかった事が不採用となった最大の原因だったらしい。

1985年に採用されたベレッタM92Fだが、その後訓練中のスライド破断事故を経てネービーシールズはベレッタへの不信感を募らせた。

結果ネービーシールズはベレッタを捨てて、シグP226をMARK24ピストルとして制式採用。

そしてP226のサブコンパクトバージョンのP228も米軍の予備採用ながらも、ベレッタM92Fに雪辱を果たした。

現在ではM9「米軍でのベレッタM92Fの呼称。」も、陸軍ではシグのP320に更新された。

ネービーシールズに採用されたシグP226は、最近になって全てグロック19に更新され、その更新されたばかりのグロック19も、2020年を目処にシグP320に再度更新されるかもしれないとの事。

近年の軍用小火器の移り変わりは目まぐるしい。