思い出の車たち(14)
トヨタ チェイサー 3.0 アバンテ G https://muuseo.com/akio_kitano/items/721 北野晶夫 海川さんのチェイサー(型式は忘れてしまった。) あの頃はいわゆるハイソカーの全盛期で、いつも大野さんと「渋滞の先頭はトヨタの白いハイソカーだ。」とバカにしていた。しかし、そんなハイソカーでも乗る人が乗ると素晴らしい速さを発揮する。海川さんは派閥の親分で、ゴルフに何度もご一緒させていただいたが、高速道路ではほとんどフラットアウトで走っていてついて行くのが大変だった。たまに大野さんが運転すると「もっと速く走れ!」とハッパをかけられていた。(大野さんもかなりの飛ばし屋である。) 今では「渋滞の先頭はトヨタのプリウスだ!」と言い換えられると思う。余談になるがどうしてあんな運転をするのか、とても不思議だったが、自分で運転してみてよくわかった。彼らは燃費を考え、なるべくモーターだけで走行しようとしているのだ。仕事で運転している自分からすると迷惑この上ないが、このガソリン価格高騰と環境重視のご時世では正義は彼らの側にあるようだ。