思い出の車たち(2)
つぎは トヨタ セリカ 1600GT https://muuseo.com/akio_kitano/items/477 北野晶夫 南こうせつにそっくりな山田君のだるまセリカ、たしか初期型の1400か1600のSTだったと思う。なぜならブレーキランプとウインカーランプが一体型だったのをよく覚えているから。 よくこの車を追いかけて「自家用」コロナ・バンで走ったのだが(4段コラムシフト、ドラムブレーキ、トラックタイヤでついていくのは大変だった。)ある時、山田君がウインカーを出しながらポンピングブレーキを踏んだのでどっちに曲がるのかわからず、急ハンドルを切る羽目に陥ってスピンし田んぼに落ちかけたことがあった(冬場で助かった)。コロナ・バンは後ろに荷物が積んでいない空荷状態だと本当に不安定でちょっとスピードをだすとハンドルの手ごたえが怪しくなり本当に怖かった。 この車では栂池高原へ初めての遠出もした。たしか割田君は出発当日に免許証が交付されたばかりだったと思う。本当に「よくぞご無事で」というところだ。途中大渋滞にはまり、かなり離れた自動販売機にジュースを買いに歩いて行ったが、帰ってきても車が1mmも動いていないことがあったのを覚えている。