レンタルした車たち(6)
HONDA S660 https://muuseo.com/akio_kitano/items/375 北野晶夫 コーナリングマシーン。下りの狼!!昔の日記の貼り付け先週に引き続き、今日はS660のModuloX を借り出して箱根へ行ってきた。結論から言ってこの車は素晴らしいコーナリングマシーンである。今まで乗った中でコーナリングだけならポルシェターボと引けを取らないのではないかと思う。最初の高速道路ではうるさいし(折角のiPhone Bluetoothが台無し)、乗り心地は悪いし、最近の車では珍しくスカットルシェイクが酷い(コペンではこんなことは無かった。)しかし、峠に入ると・・・・・!!!!これは凄い!! さすがに64㏋では上りではスピードが乗らないが、コーナーのスピードは素晴らしい。下りではほとんど無敵では?と思われる。かつて86やNCロードスターで怖い思いをしたコーナーも難なくクリアしていく。最初はブレーキを踏んでいたのが、慣れてくると、どんどん進入スピードが上がっていく。コーナでも路面が荒れていると、あの酷いスカットルシェイクが起こるが驚いたことに殆ど進路が乱れない。素晴らしいサスペンションである。とうとう最後はポルシェターボの時のように値段を忘れて振り回すという状態になる。気分は完全にMF GHOSTの片桐夏向である。だが冷静に考えると完全に車の能力がドライバーの能力を上回り、公道で限界を超えるのは無理で、とてもそんな度胸はない。もしもこの車を手に入れたならサーキット通いすることになるだろう。そうなったらたぶん64㏋では物足りなくなることは間違いない。どうして日本の馬鹿なお役人はくだらない自主規制などやらせるのだろう?規制がなければ80㏋くらいは普通に出るらしい。やはり人類の敵は国家とお金と宗教という集団幻想、共通脳内アトラクターである。話がそれたが、この車のコーナリング能力はタイヤの性能に負うところも大きいと思う。かつて乗っていた懐かしいADVANタイプDを履いたランサーターボを思い出したからだ。さて、この車を買うか?と問われれば・・・自分の齢が・・・いい年をしてこんな反社会的行為を繰り返すのはちょっと問題だと我ながら思う。昔のようにサーキットに行く根性もない。しかし、今の若者は本当に不幸せである。こんな面白い車があるのに自動車離れとは・・・。