Moskvitch 2141 ALEKO

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旧ソ連時代、1985年に発表されたモスクヴィッチ初のFF車です。当初、開発陣はFRで設計した独自の車両を開発していましたが、時の自動車産業大臣からのフランスのSIMCA1307と同じFFにせよという鶴の一声で設計変更を余儀なくされ屈辱的な開発だったそうです。正式にSIMCAからのライセンスを取得した車かどうかわかりませんがデザインはそっくりです。(最後の写真はSimcaです。)1989年にソ連が崩壊してロシアになっても名前を変えて2003年まで生産されました。モデルはそれまでのソ連製ミニカーと異なりボンネットは半開きで作りも甘く塗装もひび割れするなどお粗末な出来です。車体の「aleco」はモスクヴィッチ2141の愛称だそうです。販売促進用のミニカーだったのかもしれません。

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