フクロモモンガ
オーストラリア 1984年
Wikipediaより引用
学名:Petaurus breviceps
二門歯目フクロモモンガ科フクロモモンガ属に分類される哺乳類。
インドネシア(ニューギニア島、モルッカ諸島など)、オーストラリア北部および南部(タスマニア島を含む)および東部、パプアニューギニア(ニューギニア島、ビスマルク諸島)に分布。
体長16cm-21cm。尾は胴体よりも長く、人の親指ほどの厚さの胴を持つ。体重90g-150g。毛色は背面がパールグレイで、一部が黒とクリーム色である(鼻筋から頭頂部、背中にかけて黒のラインが走る)。腹面は顎の先端から尻尾のつけ根までクリーム色が一般的である。黒色に縁どられた大きな瞳、鼻はピンク色、頬部はクリーム色、耳は斜め前方に張り出し、褐色である。尾は先端がやや細くなり、末端の四分の一は黒くなっている。
巣穴に適した樹洞のある樹木があり、また十分な食料のある地域に生息する。小型で警戒心が強く、また夜行性であるため野生下で見つけることは困難。
通常、明確な縄張りを持たず、他の個体と共有し、シェルターとして利用可能な樹洞があれば、1km2あたり1頭の割合で生息する。7頭以下(1匹のオスのリーダーに、5頭がメスや幼獣で構成)の群れで巣を共有する。
雑食性でアカシアや数種のユーカリの樹液、果汁、花粉および昆虫類等を食べる。