ハマシギ
ルーマニア 1991年
Wikipediaより引用
学名:Calidris alpina
チドリ目シギ科に分類される鳥。
ユーラシア大陸と北アメリカの北極海沿岸のツンドラ地帯で繁殖し、冬季は中国南部、中東、地中海沿岸、アフリカ西海岸、北アメリカの東海岸・西海岸に渡り越冬する。日本では旅鳥または冬鳥として、全国各地に渡来する。
全長は約21cm、翼開長は約37cm。体重は37-88g。くちばしと足が長い。冬羽は灰白色の細かいまだらもようだが、夏羽は頭と翼が赤っぽく、腹が黒くなる。雌雄同色。
干潟や砂浜や河口などの海岸部に生息する。しかし海岸部だけでなく、大規模な湖沼の沿岸部でも見られ、さらに水田や干上がった溜池でも確認されている。数万羽に及ぶ大群を作る習性がある。
肉食性で、地上で貝類、甲殻類、ゴカイ、昆虫類などを捕食する。