ハナシュクシャ

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キューバ 1983年

Wikipediaより引用
学名:Hedychium coronarium
ショウガ目ショウガ科の多年生植物。ホワイトジンジャーとも呼ばれる。
インド(シッキム、トリプラ)、バングラデシュ、ネパール、ブータンの東ヒマラヤからミャンマー最北部、タイ、中国南部(雲南、四川、湖南、広西、広東)を経て東は台湾に自生している。
高さ1〜3mになる直立した多年草である。8月から12月にかけて開花する。森林の下層に生育し、地下の根茎から仮根が発生するのが一般的である。
世界の温暖な地域や亜熱帯で観賞用として栽培されている。中国では、花の香りがジャスミンを思わせると言われるほど特徴的で強いため、薬用やアロマオイルの生産用に栽培されている。
キューバの国花で、その形から「マリポサ(蝶)」と呼ばれる。スペイン植民地時代、女性たちはこの香りのよい花で身を飾り、花序の複雑な構造から、独立のための重要な秘密のメッセージをこの花の下に隠して運んだ。西部のピナルデルリオ州シエラデルロサリオ、島の中央部のエスカンブレ山地、最東部のシエラマエストラなどの涼しい雨山に帰化している。

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