クロヅル
スウェーデン 1968年
Wikipediaより引用
学名:Grus grus
ツル目ツル科ツル属に分類される鳥類。
ヨーロッパ北部のスカンジナビア半島からシベリア東部のコリマ川周辺にいたるユーラシア大陸で繁殖し、ヨーロッパ南部、アフリカ大陸北東部、インド北部、中国などで越冬する。日本には、毎冬少数が鹿児島県の出水ツル渡来地に渡来する。
全長110-125㎝、翼開長180-200㎝。翼長55-63cm、跗蹠長21-29.5cm。雄5.1-6.1kg、雌4.5-5.9kg。雌雄同色。成鳥の頭頂は赤く裸出し、まばらに黒く細い毛状の羽毛が生える。後頭から眼先、喉から頸部前面の羽衣は黒く、頭部の眼の後方から頸部側面にかけては白い。胴体の羽衣は淡灰褐色または灰黒色。
湿原、湖沼、河川、草原、農耕地などに生息する。
食性は雑食で、植物の茎、芽、昆虫、爬虫類、鳥類の卵や雛、ドジョウやザリガニなどを食べる。