カカオ

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メキシコ 1981年

Wikipediaより引用
学名:Theobroma cacao
アオイ科の常緑樹。樹高は4.5~10m程度。標高約300m程度の丘陵地に自生する。中央アメリカから南アメリカの熱帯地域を原産とする。
樹齢4年程度で開花し、直径3cm程度の白い幹生花を房状に着ける。
果実は約6か月で熟し、長さ15~30㎝、直径8~10㎝で幹から直接ぶら下がる幹生果で、カカオポッドと呼ばれる。形は卵型が多いが、品種によって長楕円形、偏卵型、三角形などで、外皮の色も赤色、黄色、緑色など多様である。中に20から60個ほどの種子を持ち、これがカカオ豆となる。種子は40~50%の脂肪分を含む。
収穫期は産地によって異なるが、概ね年2回で乾期と雨期に行われ、収穫された果実は果皮を除いて一週間ほど発酵させ、取り出されたカカオ豆は、ココアやチョコレートの原料とされる。
最大生産国はコートジボワールで165.0万t、以下インドネシア、ガーナ、ナイジェリア、カメルーンと続く。

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