アオサギ
ベトナム 1983年
Wikipediaより引用
学名:Ardea cinerea
サギ科アオサギ属の鳥類。ヨーロッパからアジア・アフリカ大陸にかけて分布する。寒冷地に分布する個体群は、冬季になると南へ移動する。日本では夏季に北海道で繁殖のため飛来し、冬季に九州以南に越冬のため飛来し、本州・四国では周年生息する。
全長88-98㎝。翼長オス44-48.5㎝、メス42.8-46.3㎝。翼開長150-170㎝。体重オス1,071-2,073ℊ、メス1,020-1,785ℊ。頭部は白い。額から眼上部・後頭にかけて、黒い筋模様が入る。体上面は青灰色。背に灰色の羽毛が伸長する。下面は白い羽毛で被われ、胸部の羽毛は伸長する。前頸から胸部にかけて、破線状の黒い縦縞が入る。側胸や腹部は黒い。雨覆の色彩は灰色で、初列雨覆や風切羽上面の色彩は黒い。人間でいう手首(翼角)の周辺には2つの白い斑紋が入る。
嘴は黄色。後肢は暗褐色。
河川や湖沼・湿原・干潟・水田などに生息する。昼行性だが、繁殖期には昼間だけでなく夜間にも採食を行うこともある。
魚類、両生類、爬虫類、昆虫などを食べる。鳥類の雛、小型哺乳類を食べることもある。他の鳥類に対しては攻撃性が高い。