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オオヨシキリ
ガイアナ 1988年 学名:Acrocephalus arundinaceus スズメ目ウグイス科に属する鳥類。 全長は約17~19㎝で、体重は約25~36ℊ。上面はオリーブ褐色で、下面は黄白色。目の上部には明瞭な黄白色の眉斑が見られる。 ヨーロッパから中央アジアにかけて広く分布し、冬季にはアフリカのサハラ以南地域へ渡りを行う。湖沼や河川のヨシ原など、水辺の茂みに生息する。 主に昆虫やクモなどの無脊椎動物を捕食するが、小型の両生類や果実を食べることもある。
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セイヨウミツバチ
ソビエト連邦 1989年
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クロミズカキトビアオガエル
カンボジア 1993年 学名:Rhacophorus nigropalmatus アオガエル科アオガエル属に分類されるカエル。 身体はやや扁平。体長はおよそ80-100㎜で、アオガエル属では最大の部類。他のアオガエル類と同様、メスはオスより大型。目と鼓膜が大きく、瞳孔は水平方向に長い。四肢は長く、指の先端部が肥大化している。体色は光沢のある緑色で、腹面は白色か薄い黄色。また、体の両側には黒い斑点が1つずつある。 指の間には水かきのような皮膜がついている。また、四肢の間にも飛膜のような伸びた皮膜がある。指と水かきの外縁部は山吹色で、水かきの大部分は真っ黒。 マレー半島、ボルネオ、スマトラが主な生息地。樹上棲で、滑空して木から木へ移動する。交尾と産卵の時以外はめったに地面に下りることはない。 食性は動物食で、主に昆虫類を捕食する。
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オキゴンドウ
サントメプリンシペ 1992年 学名:Pseudorca crassidens クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科オキゴンドウ属に属するクジラ。 体表はほぼ一様な黒あるいは非常に濃い灰色である。腹側の胸のあたりに灰色の模様を有する。体長は6m、体重は1,500kgほどに達する。寿命は60年ほど。身体は細長く、30cm以上の長い背びれを持つ。特徴の1つは途中で曲がった胸びれであり、肘と呼ばれることもある。通常、10頭から50頭程度の群を成して行動する。 温帯から熱帯の海域にかけて広く分布。沖合を好む外洋性のクジラであるが、沿岸域にも生息し、浅い海域や沿岸域において観察されることも多い。 別名シャチモドキ。外見だけでなく、シャチと同様にイルカなど他の小型のクジラを捕食することに由来する。マイルカ科を含むたいていのハクジラの歯は丸呑みできる大きさの獲物を引っ掛けるだけであるが、シャチとオキゴンドウは例外的にそれより大きな獲物の肉を抉り取って食べることができる。また、そのために延縄にかかった高価なマグロ類から巧みに肉や内臓だけを抉り取って食べてしまい、大きな漁業被害をもたらすことでも知られている。
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ハイイロガン
ハンガリー 1980年
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バンドウイルカ
ベニン 1996年 学名:Tursiops truncatus クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科ハンドウイルカ属に属するイルカ。正式にはハンドウイルカだが、現在ではバンドウイルカと呼ぶほうが主流となっている。 一見ほぼ全身灰色であるが、背びれの先端の辺りの濃い灰色から、腹面にかけての明るい灰色にまで変化し、腹部はほぼ白。これは水中で上からも下からも発見されづらいように進化したもの。 成体の体長は2mから4m、体重は150kgから650kgと生息地によって差がある。平均的には雄は雌よりも若干長く、体重は雄の方がかなり重くなる。 熱帯から温帯の陸近くの世界中の海に生息する。主食は小さい魚類であるが、イカなどの頭足類や、カニ、オキアミなどの甲殻類も食べる。
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アメリカルリボシカミキリ
サントメプリンシペ 1996年 学名:Rosalia funebris カミキリムシ科の昆虫。 体長は約15~25mm。体色は白から淡い青色で、黒い横縞模様が特徴。触角は体長とほぼ同じ長さで、黒と白の縞模様がある。 主に北アメリカ西部に分布。森林地帯や都市部の公園など、倒木や枯れ木が存在する場所に生息する。 幼虫は主に倒木や枯れ木の内部を食害し、成虫は花の蜜や樹液を摂取する。幼虫期間は1~2年とされ、成虫は夏季に活動し、寿命は数週間程度。
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イヌ (バセンジー)
ベナン 1997年 コンゴ共和国原産の狩猟犬。紀元前以前から存在している古代犬種である。 体高42~43cm、体重9.5~11kgの中型犬。スリムで引き締まったボディを持ち、脚は長い。ほとんどほえないのが特徴。常に額にしわを寄せている。 やや大きめの立ち耳で、尾は飾り毛のない巻き尾。体は柔軟で身体能力が高いため跳躍力抜群で、散歩は大型犬並みの運動量で行う必要がある。 性格は主人家族には愛情深くてよく甘えるが、その他の人に対しては警戒心を緩めず、額に強くしわを寄せて無表情を貫く。
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ヨーロッパアカヤマアリ
ブルガリア 1992年 学名:Formica rufa アリ科ヤマアリ属に属するアリ。 働きアリの体長は約4.5~9mm。頭部と胸部は赤褐色、腹部は黒色で、全体的に光沢がある。 ヨーロッパ全域に広く分布。針葉樹林や広葉樹林などの森林地帯に生息し、地上に大きなアリ塚を築く。 主に昆虫などの小動物を捕食するが、樹液や蜜も吸うことも多い。 女王アリの寿命は最大15年。
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ヨツボシトンボ
ブルガリア 1993年 学名:Libellula quadrimaculata トンボ科リベリュラ属のトンボ。 体長は約41~45㎜と、トンボとしては中型。成虫の体色は褐色で、翅には各翅の前縁近くに明瞭な4つの黒い斑点がある。 ヨーロッパ、アジア、北アメリカ全域に広く分布。池、湿地、ゆるやかな流れのある川などの静水域を好む。 幼虫期は約2年間で、成虫は4月から9月にかけて見られる。成虫は主に蚊やユスリカなどの小型昆虫を捕食し、幼虫(ヤゴ)は他の水生昆虫の幼虫やオタマジャクシを食べる。
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プルプリケヌス・カエフレリ
トーゴ 1996年 学名:Purpuricenus kaehleri コウチュウ目カミキリムシ科に属する甲虫。 体長は約10~22mm。鮮やかな赤色の上翅に、黒色の縦長の斑紋が特徴。頭部と前胸部は黒色で、全体的に光沢がある。体は細長く、触角は体長とほぼ同じ長さ。 ヨーロッパ全域、コーカサス地方、トルコ、近東、イラン北部などに広く分布。温暖な気候の森林地帯を好み、特にオークなどの広葉樹林に多く生息する。 幼虫は主に広葉樹の枝や幹の内部を食害し、成虫は花の蜜や樹液を吸う。
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イヌ (ダックスフント)
トーゴ 1999年 ドイツ原産の犬。 ドイツ語のアナグマを表すダックス(Dachs)と、犬を表すフント(Hund)を合わせた「アナグマ犬」を意味する。巣穴の中にいるアナグマを狩る目的で手足が短く改良された。 顔は面長で、尾は長く、耳は下に垂れる形をしている。鼻孔が開いて空気を取り入れやすい形状で、マズルが長く鼻腔内の面積が広いため、嗅覚に優れている。鼻の色は基本的には黒だが、一部はレバー色、淡いピンク色もいる。 生まれつき友好的で落ち着きがあり、神経質であったり攻撃的であったりということはない。情熱的で辛抱強い。ただ元々が猟犬であるがゆえに、時として攻撃的・負けず嫌い・頑固・活発・やんちゃ・遊び好きといった性格を見せる。
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リストロサウルス
サントメプリンシペ 1993年
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ハイイロウタイムシクイ
ベナン 2000年 学名:Hippolais pallida スズメ目ウグイス科に属する鳥類。 全長約12~14cm、体重は約10~15g。全体的に淡いオリーブグレーから茶色の羽毛を持ち、腹部はやや淡色。翼には目立たない淡色の縞模様があり、目の上には薄い眉斑が見られる。 東ヨーロッパ、中央アジア、西アジア、北アフリカに広く分布し、冬季にはアフリカのサハラ以南地域へ渡りを行う。乾燥した低木地帯や草原、農耕地の周辺など、開けた環境を好み、主に昆虫やクモなどの無脊椎動物を捕食する。節によっては果実や種子も食べることがある。
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ヤギ
ブルガリア 1991年
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